入院生活 徒然 その29 | 本を作りましょう! あなたの人生を豊かにしていただけるように、私たちはサポートしています。 

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前のベッドの腰の痛いおばあちゃん、看護師さんはちゃんと分かってて、ナースコールがなくても時々様子を見に来てくれる。

 

夜中に「大丈夫?ちゃんと寝れる?」とか。

「寝られへんかったら、言うてね」

 

廊下の隅に置いてある予備ベッド


昨日の昼息子さんが来て、看護師さんが丁寧な話。

 

「すみません。今、お時間いいですか?ちょっと今後のお話をさせていただきたいんですが」

 

「少し良くなって家に帰れたとしても、今までのように自分で全部やるのは多分しんどいんじゃないかと思うんです。在宅のサービスを受けるとか、何かフォローできるものを入れた方が良いと思います。夜も、今は痛み止めを出してますけど、何もしないと腰が痛くて眠れないようだし。」

 

そして話は介護サービスへ。

色々と退院後のケアにも相談にのってくれます。

 

この人も、多分酸素の器具をつけて歩くことになるんでしょう。

 

おばあちゃんは、正月はまだ帰れなさそう。

でも、その方が息子さんも安心やと思う。

 

この病院は、「病棟専任退院支援職員」という方(看護師さんだと思う。そういう資格を取得している人?)がいらして、地域医療関係者と連携し、退院支援を行っているそうです。

 

ああ、これは入院患者にはとても有難いですね。

お金とかの心配な人には、そういうアドバイスなんかもしてくれたり、正に至れり尽くせりですよ。

 

一人暮らしのおばあちゃんなんかも、心強いと思います。

 

退院したって日々の生活が待っている訳で、ご飯は自動的に出てこなくなるし、現実はそれほど甘くない。

 

例のおしゃべりおばあちゃんも、ずっとポータブルトイレを使ってて、退院2日前に「他の人が使いたいから持って行っていいですか?」と言われて「はいはい、いいですよ」なんて簡単に言うてた。

 

それなのに、それからは杖やら点滴スタンドの助けを借りてトイレまで動かないといけなくて、「なんで(ポータブル)持っていきはってんやろう?」なんて言ってる。

 

自分でOKしたのにすっかり忘れてるらしい。

 

看護師さんは「退院が決まったからとちゃうかな。」と簡潔に答える。

 

 

そう、退院してしまったら人には頼れないのですよ。

 

酸素の器具もつけなあかんけど、死ぬまでは生きなあかんからね。

ばーちゃん、ガンバレ。

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。


さて、闘病記は記憶のはっきりしている内に。
書かないと忘れてしまいます。


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