37歳で急性虫垂炎(いわゆる盲腸)になりました。
この記事は、そのときのことを時系列で克明に書いた体験記です。
盲腸体験記④星的な考察 →ココ
1月24日(金)だけど話脱線中
わたしの冥王星には土星トランジットがスクエアをとっており、これは「普通ではないストレス」を表す。
いろんな方のホロスコープを読んでも、この組み合わせは、体調不良で出ることが多く、なかには重篤な病をこのタイミングで急に発症する方もいた。
そして、夫は…金星に土星トランジットのオポジション。
これは金運低下。
または、楽しいはずのことが楽しめない。
旅行中に、金星と土星トランジットのハードなんて、絶対にいやな組み合わせである。
彼の金星は7ハウスにあるので、この金星はわたしであるともいえ、私になんらかの制限があるとも読める。
わたしは旅行の話が持ち上がると、いつも星を確認するのだが、今回ばかりはすぐには承諾できなかった。
星の影響はもちろん100%ではない。
だから判断がむずかしい。
ここまでいろいろ出ていても、なんともなく旅行を楽しめる可能性もあるのだ。
しかし…まあまあ怪しい星回りには違いない。
1ヶ月くらい前倒しにするか、あとにするか、再検討を提案したが、彼の仕事上難しいということで却下。
しかも時期の変更をしたい理由が、占いなんて、占い大嫌いの夫には受け入れがたい話なのである。
楽しい旅行の話もなんだか険悪になってきそうだったので、今回は、もう行ってみよう!!ということで決めてしまった。
星はたしかにメッセージを送ってくれていたのにも関わらず、豪華旅行のチャンスをふいにしたくない!
わたしはそんな欲に負けてしまったのです…
ただ、今回褒められるところがあるとすれば…。
もともと選べる日の幅が狭く、良いタイミングというのを選ぶことはできなかったが、悪い日のなかでもまだ「マシ」なタイミングを選べたこと。
少しずれていたら、シンガポールで盲腸になっていた可能性も十分ある。
また、胃腸炎で病院に行ってなかったら、見つかるのはもっと遅かったかもしれない。
運良く、虫垂炎と診断してもらったが、そのまま婦人科に行っていたら、見つからずシンガポールに行っていたかもしれない。
決して、良いことが起きたわけではないけれど、いやなことの起き方としてはグッドタイミングが重なった。
これこそ不幸中の幸いってやつですね…
後日談。
無事退院してから、今後、旅行の日にちはわたしに決めさせてほしいと言ったら、「いいよ」と言ってもらえた笑
夫もわたしの占いを少しだけ信じてみる気になったのかもしれない。
さらに後日談。
家に帰ってからゆっくりと、1月23日の自分のホロスコープを見ていたら、「手術」を意味する星回りが入っていた。
これは45日周期で回ってくる星回りなので、珍しいものではないが、ぴったりあてはまっていたことに驚きすぎて、「ひいいいい!!!」と叫んでしまった。
改めて、星の精度の凄まじさを思い知った。
話がかなり脱線したが、手術日の翌日に話を戻す。
この日は夕食が出た。
1日半ぶりの食事はとってもおいしかった。
野菜の甘みも強く感じる。
テレビも見れるし、スマホで漫画読んだり、寝たり、とくに知りたくはないとなりのおばあさんの生活音を聴きながら、ゆっくりのんびり過ごした。
1月25日(土)
この日の朝、お医者さんの巡回で、突然、「今日退院する?」と聞かれる。
笑顔で「退院したいです!」と答えて退院することになった。
前日の夜に看護師さんに、「入院は3−4日と聞いたのですが、明日帰れますか?」と聞いたら「あ、術後から数えて3日ですから、早くても明後日だと思いますよ」と言われていたので、もう1日を覚悟していたが、あっさり退院となった。
たぶん、お医者さんに「具合どう?」と聞かれて「元気です!」と答えたからだと思う。(違うかw)
看護師さんに「最速かもしれないですよ」とさえ言われた笑
もう、このまま、シンガポールに行きたいぐらいだ笑
シャワーが浴びれるということだったが、家に帰ってシャワーを浴びることにした。
そうしてこの日のお昼過ぎ、無事退院したのでした。
1月25日の朝ごはん
1月25日の昼ごはん
最後に、お金についてもちょっと。
あくまでも私の場合ですが、入院と治療で12万くらいの請求でした。
高度療養制度を使うと、お金が戻ってくるようです。
地元の市役所などで手続きができるみたい。
お金が戻ってくるまでに3−4ヶ月かかるようだけど、貸付制度もあるようです。
国や自治体の制度ってほんとうにありがたいなと思いました。
以上!37歳占い師の盲腸体験記でした!