舞良戸完成作成中の舞良戸が完成しました。この舞良戸は平安時代後期に外部との仕切りに用いられるようになった、非常に原始的な建具といえます。それまでは妻戸(両開きの板戸)か蔀戸(しとみど、水平に跳ね上げて開く板戸)が用いられてました。その後衝立や屏風などの内部仕切りが発展して襖が生まれ、明り障子が生まれます。ヒノキ、杉の柾目がきれいです。建具屋さんの愛犬のゴン(名前が判明しました)も喜んでくれています。