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なすび記念日 由来
『 なすび記念日 』という記念日があります。
由来と歴史
『 ④(ヨ)①(イ)⑦(ナス)』の語呂合わせで④月①⑦日が『 なすび記念日 』となっています。
その由来と歴史としては、江戸時代の将軍徳川家康の好物がナスであったことと、その家康の命日であったことから②⓪⓪④年には毎月①⑦日を『 国産ナス消費拡大の日 』としました。
この記念日の趣旨としては、美味しいナスをもっと食べてもらおうといういうもので、冬春なすの主産県である『 高知県園芸連 』『 JA全農とくしま 』『 JA全農おかやま 』『 JA全農ふくれん 』『 JA熊本経済連 』『 JAさが 』の⑥県が組織する『 冬春なす主産県協議会 』が制定しました。
④月に制定してある一つの理由としては、冬春なすの最盛期が④月だということもあります。
なすびの選び方と保存方法
なすびはスーパーや八百屋で買える身近な野菜です。では•••その選び方や買ってからの保存方法はご存じですか⁉️
なすびの選び方
なすびを選ぶ際にもポイントがあります。
まず、なすびのヘタの部分です。
ヘタにあるとげの部分がしっかり立っていて、触るとチクチク痛く感じるような物はとても新鮮です。
張りがあって、表面にツヤがあるものは新鮮です。
持ってみて、ずっすりと重みを感じるものは内容も充実していますが、軽い物は中がスカスカしていて味も劣るでしょう。
なすびの保存方法
茄子は夏野菜なので、温かい気候に対応できます。
とは言っても、水分が蒸発しやすくてしなびるのが早いです。また冷やしすぎると身が縮んで傷みも早くなります。もし保存するなら、冷蔵庫ではなくて野菜室などにし、一つ一つをラップで包んであげましょう。
買ってから③~④日では使い切ったほうがいいです。もし長く保存するなら、調理済みのものを冷凍保存すると良いです。
なすびの雑学
今回は『 なすび記念日 』にちなんで『 秋茄子は嫁に食わすなの意味 』『 日本のなすびの歴史 』などなすびにまつわる面白い雑学を紹介します。
『 秋茄子は嫁に食わすな 』ということわざ
『 秋茄子は嫁に食わすな 』ということわざがあるのを知っていますか⁉️これは一般的には•••姑が嫁イビリをする時に使われる事として知らされていますよねっ💦💦
秋のなすびはとても美味しいため、嫁に食べさせるにはもったいないとして、姑が嫁いびりをします。
しかし、このことわざは一般的な意味以外にも諸説あるとされています。
なすびは水分とカリウムが多く含まれていることから、身体を冷やす作用があります。カラダが冷えてしまう為、大切な嫁に食べさせてはいけないという嫁への気遣いから•••この諺が誕生したという説です。また秋茄子には種が少ないという事から『 子供ができない••• 』という縁起の悪い食べ物だとされていた為、嫁にあまり食べさせては行けなかったという事も存在しています。
日本のなすびの歴史
なすびはかなり昔から栽培されて食べられていたようで、正確にいつごろから栽培が始まったのかはわかっていません。
元々はインドのベンガル湾からマレー半島の地域で食べられていたそうで、五世紀ごろに中国へ伝わり日本に伝わったのは⑧世紀の奈良時代の頃だったそうです。日本へ伝わったなすびは朝廷へと献上されたそうで身分の高い人だけが口にする事のできる高級な野菜だったとされています。日本現存最古の薬物辞典である『 本草和名 』や平安時代中期に作られた辞書である『 和名類聚抄 』などで、すでに『 茄子 』という野菜が紹介されています。しかしなすびが一般的な野菜として庶民の食べ物となったのは江戸時代になってから•••でした。
約①⓪⓪⓪年間も身分の高い人の食べ物だったなんて驚きですよね。