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世界保健DAY 由来
世界保健DAY 過去のテーマ
2019年より前の各年のキャンペーンテーマです。
- 2018年「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」
- 2017年「うつ病」
- 2016年「糖尿病に負けるな」
- 2015年「食品安全」
- 2014年「生物媒介感染症」
- 2013年「血圧管理」
- 2012年「高齢化と健康」
- 2011年「抗菌薬耐性」
- 2010年「都市化と健康」
- 2009年「緊急時における病院の安全」
- 2008年「気候変動」
- 2007年「国際保健のセキュリティ」
- 2006年「医療労働力問題」
生活習慣病とはっ•••
生活習慣に着目した疾病概念の導入の必要性[1]
『 成人病 』という概念は、医学用語ではなく、昭和③⓪年代に『 主として、脳卒中、がん、心臓病などの④⓪歳前後から死亡率が高くなり、しかも全死因の中でも上位を占め、④⓪~⑥⓪歳くらいの働き盛りに多い疾病 』として行政的に提唱されたが、その後、加齢にともなって罹患率が高くなる疾患群という意味として国民の間に定着している。
『 成人病 』という概念は、加齢という現象はやむを得ないものであり、一定の年齢になった段階で早期発見・早期治療を行うことが効果的であるという認識を醸成してきており、国民の検診に対する受診行動を推進する上で大きな役割を果たしてきたことは、評価されるべきである。
一方、前述したように、成人病の発症には生活習慣が深く関与していることが明らかになっており、これを改善することにより疾病の発症・進行が予防できるという認識を国民に醸成し、行動に結びつけていくためには、新たに、生活習慣に着目した疾病概念を導入し、特に一次予防対策を強力に推進していくことが肝要である。
また、生活習慣は、小児期にその基本が身につけられるといわれており、このような疾病概念の導入により、家庭教育や学校保健教育などを通じて、小児期からの生涯を通じた健康教育が推進されることが期待できる。
さらに、疾病の罹患によるQOLの低下が予防されるとともに、ひいては、年々増大する国民医療費の効果的な使用にも資するものと考えられる。
但し、疾病の発症には『 生活習慣要因 』のみならず『 遺伝要因 』『 外部環境要因 』など個人の責任に帰することのできない複数の要因が関与していることから、『 病気になったのは個人の責任 』といった疾患や患者に対する差別や偏見が生まれるおそれがあるという点に配慮する必要がある。
このように、生活習慣病は個人の生活習慣だけではなく、社会の生活環境要因も関与するという観点から、『 健康日本21(第2次)』では『 健康を支え、守るための社会環境の整備 』という項目が加えられています。
世界保健DAY まとめ
私達日本人は健康的に恵まれた状況ではありますがその一方で『 うつ病 』や『 糖尿病 』をはじめとする『 生活習慣病 』などが問題となっています。
世界規模で様々な健康上の課題に取り組み、キャンペーンを通して問題意識を持ち、改善に向けた努力をすることが大切ですね。