一月ほど前、競馬の裁判の話が話題になりましたね。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121225-00000003-pseven-soci
内容は記事を見て戴ければわかるかと思います。
裁判の内容よりも、被告の作ったプログラムに興味が湧きました。
競馬に必勝法はあるのか?!
プログラムでやるからには、何らかのデータをもとに確率統計、機械学習などで馬券を絞り込んでいたのだと思われます。
そこで、実際にデータを集めて、まずは簡単な統計を取ってみました。
データは2000年から2012年のうち、障害を除く全レースです。
まずは単純に、X番人気の馬が来る確率Pから。
綺麗な曲線を描いて確率が0に収束していっていますね。各年ごとにグラフで表示しましたが、その必要もないくらいにそろっています。
(18番人気の勝率などは、そもそも参戦馬が18頭いないレースは計算に入れておりません。よって、「X頭以上の馬が参戦した場合のX番人気が勝つ確率」が表になります)
つまり、極端な話、12月の段階で1番人気の馬の勝率が20%とかだったら、ずっと1番人気を買い続ければいいということですね。
しかし、下の図からもわかるように、そんな状況はあり得ません。
だいたいどの月も1番人気は30%の確率で勝ちます。
もっと掘り下げていくとどうなるでしょうか・・・
それはまた次回に。