さぁ今日の冒険が始まります!!
今日は、トイレの話です。
大前提として、チュニジアで日本と同じ使い方ができるのは、ホテルの客室内だけ。
鍵がかかるし、トイレットペーパーはあるし、紙は流せます。
他の場所、例えば飲食店のトイレ、カフェのトイレ、お土産店のトイレ、観光施設のトイレなどは、使い方などが日本とは異なります。
まず、公共のトイレに備え付けの紙はありません。
紙は無いのです。
必ず持ち歩いてください!!
ホテル以外のトイレで備え付けのトイレットペーパーがあったら奇跡です。
私は海外に行く時は、ロールペーパーの芯を抜いて紙だけにしたものを持ち歩いています。
コツがありますので書いておきますね。
半分以上使ったロールペーパーを軽く潰し、方向を変えてまた軽く潰す。
そうすると簡単に芯が抜けます。
芯なしのロールペーパーを何個か作って、一つずつジップロックに入れて持ち歩きます。
「何でわざわざ使いかけのロールペーパーを?」と思われたかもしれません。
新品のロールペーパーは芯を抜いても分厚過ぎて、持ち歩きにも使う時にも不便なんです。
それから、公共のトイレの内部には物を置く場所がないことも多いので、私は100均のフックをバッグに入れています。
金属よりもプラ製の方が使い勝手がいいと思います。
金属製だとトイレタンクなどの陶器部分に引っ掛けた時、ツルッと外れやすいです。
トイレ内に物をかけるところがなく、S字フックも持っていない時は、ハンドバッグ、ショッピングバッグと何個ものバッグを首にかけて用を足す羽目になっちゃうんですよね。
海外の公共トイレには便座がないことも多いです。
それ、普通です。
現地の女性、どうやって使ってるんでしょうね?
若ければ、便器に触れないように中腰で使う方法もあるでしょうが、A la can にはそんな体力はないので、ウェットティッシュでごしごし拭いてから、直接、陶器に座っています。
他に方法があったら知りたい。
この、毎回、他人の店のトイレ掃除をやってから使う方式は、地味にモヤッとしますわ。
トイレの水圧の関係からか、使用後の紙を流せないトイレも多いです。
「現地のロールペーパーは質が悪いから流せないけど、日本製のロールペーパーなら高品質だから流せる」という説があるようですが、それは立派な都市伝説です。
流してはいけません。
じゃあ紙が流せるか流せないか、どうやって見分けるのか。
はい、個室内を見回してください。
大き目のゴミ箱が「ある」か、「何も置かれていない」かのどちらかです。
ゴミ箱ない → 紙は流せる
ゴミ箱ある → 紙は流せない
紙が流せないトイレは、使用後の紙類はすべてゴミ箱へ、です。
紙が流せるトイレの個室内にはゴミ箱はありません。
すがすがしいまでに何も置かれていないことが多いです。
つまり汚物入れもありませんから、バッグの中にジップロックを1~2枚入れておくと便利です。
トイレの脇に付いている細いホースは、手動式のウォシュレットです。
現地の人は使っていると思います。
が、A la ◯ さまがたは手出しせぬ方がよろしいかと。
角度を失敗したら、ブツまみれの汚水で服がビチョビチョになります。
また、ホース自体きれいじゃないよ!!
イロイロ付いてます。
ここまでクリアできたら、あとは流してトイレから出るだけ。
なんですが。
個室内にゴミ箱がないからスムーズに流せるというわけでもなく…。
タンク内に水が溜まるのに時間がかかるトイレもあります。
「前の人のがちゃんと流れていなかったからいったん流してから」とか、「音が恥ずかしいから水を流しながら」など、日本でやりがちなソレをやってはいけません。
次に水が溜まるまで時間がかかるんです。
たった一度しか流せない
と覚悟して、準備万端整えてから流してください。
はい、流れましたか?
お疲れ様でした。
観光途中などのカフェでトイレを借りる場合、そのお店でコーヒーを飲んだり飲み物を買った場合は、トイレは無料で使えます。
何も買わないでトイレだけ借りる場合は、有料です。
A la can が行った時は、どのお店も、トイレだけ借りるお金は1ディナールでした。
ちなみに超蛇足ですが、アジア圏には日本の和式トイレのようにしゃがんで使うタイプのトイレがあります。
金隠しがないので、どっちが前かよくわからないとお悩みの A la 〇 さま。
「日本以外のトイレは、すべてドアの方にむかってしゃがむ」が正解です。
続きはまた今度ね!!