さぁ今日の冒険が始まります!!
からの続きです。
今回の記事は長めです。
A la 〇 の皆さまは、スリランカにどんなイメージをお持ちでしょうか。
*A la 〇の〇部分にはご自分の年代を入れてくださいね。A la fifとか、A la koki(古希)とか。
私は初め、スリランカがどこにあるのかまったく分からなかった失礼な奴でした。
本当に申し訳ありません。
そんな私は、今回のペラヘラ見物でスリランカ訪問は3回目となりました。
スリランカは、インドの下の海に浮かぶ美しい島国です。
資源や自然の豊かさから「インド洋の真珠」、歴史の悲しさから「インド洋の涙」と言われています。
◆通貨
スリランカの通貨はスリランカルピーです。
2023年8月で1スリランカルピーが0.45円くらい。
100スリランカルピーが約45円です。
スリランカルピーの値段を半分にして、ちょっと安くすると日本円の金額になります。
細かいことをあまり気になさらないA la 〇 さまは、
値札の半分の数字が日本円の金額
と考えていいと思います。
◆言葉
シンハラ語、タミル語、英語が使われています。
象さんのお尻のような、蛙のような文字がシンハラ語です。
この文字は見た目がかわいくて、私はとても気に入っています。
観光客が行くような場所は英語が通じます。
女性への呼びかけはなぜか「マダム」が使われます。
未婚、既婚に関わらず、成人した女性だなと思ったら「マダム」と呼びかけているようです。
女性で「マダム」「マダーム」「マダァァム」と呼びかけられたら、自分のことだと思ってほぼ間違いありません。
私は外国に行った時、その国の言葉で「こんにちは」「ありがとう」「美味しいです」の3つだけは言えるように頑張っています。
これ、言われて嬉しくない人はいないと思うんですよね。
こんにちは → (合掌して)アユボワン
ありがとう → ステゥーティー または イステゥーティー
おいしいです → ラサイー
ステゥーティー(ありがとう)は、言いにくいので頭に「イ」を付けてイステゥーティーと言う人が多いのだそうです。
◆チップ
必要です。
ホテルのピローチップはベッド一つに付き300スリランカルピー、または1ドルが相場。
他にも、荷物を運んでもらった時や、マッサージなどでもチップはいるようですが、私は支払うシチュエーションがなかったため、金額相場はわかりません。
◆お酒
スリランカの仏教徒、ヒンズー教徒、イスラム教徒を合わせると人口の90%以上になるそうです。
そう、つまり、飲酒は推奨されない。
とくに、スリランカの女性はほとんどお酒を飲まないそうです。
レストランではメニューにお酒がありますし、スーパーにはお酒が売られていますので、禁酒の国ではありません。
が、レストランなどで女性の店員さんにワインを注文しようものなら、
ワインのことが分かる店員を呼ぶのでちょっと待ってと言われるか
頼んだものと違うワインが出てくるか
でしたね。
高級リゾートのヘリタンスアフンガラでさえそうでした。
女性は飲まない国なので、お酒のことがわからないのだと思います。
スリランカはそもそも、葡萄の栽培はできない気候だそうです。
ですので、アルコールはワインしか飲めないというA la ◯ さま以外は、スリランカ産のアルコールを頂きましょうよ。
アルコールの注文を間違いなく通したいなら、スリランカ産のライオンビールを頼むに限ります。
アルコール度数は日本のビールよりちょっと低めの4.8%。
レストランで頼むと、ライオンビールの大瓶が1200~1500スリランカルピーでした。
ペラヘラ祭が行われている町では、基本的に飲酒ができなくなるようです。
あくまでもその地域でのみダメとなります。
スリランカ全土が禁酒になるわけではありません。
キャンディのエサラ・ペラヘラ祭に行った時は、キャンディのレストランでもお酒がダメで、ホテルの部屋の中でのみ飲酒していいですと注意書きがありました。
◆水
水道水は、日本人向けではありません。
日本人のお腹には危険すぎます。
水道水を飲んだら病院行き
になると思ってください。
レストランでは、ピッチャーに入ったお水をグラスに注いでくれることがあります。
口にする前に、その水は水道水(タップウォーター Tap water)なのか、ペットボトルのミネラルウォーターなのか、必ず確認してください。
無料のお水は、ほぼほぼ水道水です。
飲んではいけません。
氷もダメです。
歯磨きなどの水、うがいの水なども、ミネラルウォーターか、水道水なら湯冷ましを使った方がいいです。
◆ソフトドリンク
ジュースは氷を入れられないので、冷たくありません。
生ジュースは常温が普通です。
ぬるいです。
氷抜きで頼んだ生ジュースがちょっとだけひんやりしてたなんてことがあったら、絞る前の果物が冷蔵庫で冷やされていたのでしょう、かなりラッキーです。
瓶やペットボトル入りの清涼飲料水は、いちおう冷えたのが売ってます。
◆紅茶
本場なので文句なくおいしいです。
ビュッフェではティーバックをセルフで入れることが多いです。
ポットサービスもあります。
時々、「これ、コーヒーでは?」と思うような濃ーい紅茶を注がれてびっくりすることがありますが、カップに半分ほど注いだところでお湯で薄めてくれます。
ってか、薄めるの? いいの?
◆食べ物
ホテルのビュッフェは、カレーとパスタとその他の洋食がちょっとある感じでした。
カレーは、すべが辛いわけではありません。
ご存じのA la 〇 さまもいらっしゃるでしょうが、
本場のカレーは具が一種類
です。
チキンカレーにはチキンしか入っていませんし、オクラのカレーにはオクラしか入っていません。
辛さの見分け方は、
具が肉や魚のカレーは辛い
具が野菜のカレーは辛くない
で判断するとほぼ合っています。
◆レストランにクーラーは無い
私は今回、8月にスリランカへ行きました。
気温は、日本の首都圏の方が高かったです。
ただ、スリランカの方が湿気は多く感じました。
ハンディファンは、あった方がいいです。
スリランカのレストランは、クーラーのない吹き抜け構造が多いのです。
そこでカレーを食べるですよ。
汗が出ますよ。
なので、ハンディファンでも、
柄の部分が折れる構造がお薦め。
柄が折れるタイプのハンディファンは、テーブルに置いて使えます。
ホテルの部屋にはたぶんクーラーがありますので、宿泊時は安心してください。
◆服の素材と枚数
服は、すぐに汗だくになります。
昼間は観光しますから、夜に洗いますよね。
ところが、湿度の関係か、かなり速乾性ものでないと翌朝までには乾きません。
夜、外干ししておけば朝には乾くかもしれませんが、私なら絶対に夜の外干しは避けます。
野生の王国です。
虫はいるのよ。
服に卵でも産み付けられたら大変です。
一泊ずつホテルを移動する日程の時は、洗濯しても翌朝までに乾かないかもしれないことを考慮して、服の素材と枚数を考えた方がいいです。
◆お寺
仏像と人物が一緒の写真を撮る時は、
人物は、仏像にお尻を向けてはいけません。
写真は、仏像と向かい合うように撮ってくれ、と言われました。
お寺の見学では、中に入る時に靴を脱いで預けます。
ソックスは履いたままでOKです。
ストッキングは確実に伝染しますので、履いていかないでください。
ってか、捨ててもいいような厚手のソックスをお持ちください!!
靴預け場からお寺の中まで、カンカン照りの道を歩くのです。
足の裏、めちゃくちゃ熱いです。
しかも屋外ですから、お猿などの動物や虫がいるですよ。
道に何が落ちているか、わからんのです!!
ソックス必要、絶対!
◆ホテル客室内の履物
スリランカのホテルはリゾートタイプが多く、床はタイル貼りです。
客室内には使い捨てのスリッパがあるのですが、
これが、A la canには危険!
使い捨てスリッパの底の素材はチープ。
床がちょっとでも濡れていると滑るんです。
なんなら、濡れてなくても、硬い靴底だと滑る。
バス・トイレなどの水回りは本当に危険です。
だからといって、ずっと外履きの靴で過ごすのも、ね。
私はビーチサンダルを持参しました。
なおスリランカのホテルは、シャワーだけでバスタブがないお部屋も多いです。
◆医療
スリランカの公的な病院は無料です。
スリランカ人だけでなく、外国人も無料だそうです。
太っ腹ですが、医療水準や設備は日本人から見たらとてもひどいあまりよろしくないみたいです。
◆目がいいスリランカ人
スリランカ人で眼鏡をかけている人は少ないです。
コンタクト使用者が多いわけではありません。
皆さん、目がいいんです。
現地のガイドさんが言うには、緑が多く、アーユルヴェーダの食事で、裸足で歩くから、目が悪くならないのだそうです。
◆ペット
街中にワンちゃん猫ちゃんたくさんいます。
ワンちゃんは襲っては来ません。
むしろおとなしくて可愛いのですが、狂犬病発生国です。
触らないでください!
現地のガイドさんによると、スリランカのワンニャンは、普通にカレーを食べるそうです。
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