最近、テレビで

このような言葉を

よく耳にするようになった

気がします。


病床の逼迫を伝える為に

だから更なる注意を!

訴えたいという意志の元

なのだと思いますが


あまり聞いて

気分のよいものでは

ありません。



命の選別をしなければ

ならない


それは、その現場にいる

医療従事者や患者の家族

にとっては、断腸の思い

だと思います。



この命を救いたい!

でも、エクモの治療に

耐えられる体力はあるか?

その後の回復を望めるのか?


を深く考えた末に

導き出される答えである

と、思います。


そうであって欲しい、と

思います。




祭は肺炎で亡くなりました。


犬と人を一緒にするな!

という批判を恐れずに

申し上げるならば


私達は、高齢で

心臓が悪い祭のことを考え

延命の為の治療を諦めました。


これ以上苦しい思いを

させたくなかったから

辛かったですが…

そう決断しました。




若いから、高齢だから

という単純な理由だけで

決められるべきものではない!


私はそう思います。


それだけ重い決断なのです。




木村太郎さんが

仰っていた通り


聞く人にとっては

「姥捨山」のように

聞こえてしまうような

伝え方になってしまっている

ことに、報道に携わる方は

気づいた方がいい。



テレビに出ている方々が

(お医者さんも含め)


「命の選別」という言葉を

淡々と伝える


その空気感自体を

冷たい社会だな、寂しいな

と、感じてしまう私です。



歳のせいですかね?