家の建て替えが決まり
仮住まいへの引っ越しが
決まり

お隣のご家族に
ご挨拶させて頂いた時


「また帰ってきてくれる?
祭ちゃんも一緒に
帰ってきてくれる?
僕、祭ちゃんと遊びたいんだ」

と、小さな息子さんが
一生懸命聞いてくれました。

「うん、勿論!
一緒に帰ってくるよ!」
そう答えると

とても嬉しそうな笑顔に
なってくれました。



その男の子は
祭のことが大好きで

祭も "自分の弟" のように
思っていたのか
(引っ越していらした時は
彼は本当に小さかったので)

時々泣き声が聞こえたりすると

部屋の中を移動し
声がよく聞こえる場所に行き
ジーっと壁や窓を見つめていた
ものでした。

心配そうな顔をして。



とても不思議なのですが

この二人の清らかな心は
繋がっていたのかな?と
思うのです。


この家を建て替えている間に
彼はお兄ちゃんになりました。


祭が最後のトリミングに
車で出かけようとした時

お隣のご家族
おじいちゃん、おばあちゃん
ご両親、赤ちゃん、そして
お兄ちゃんになった息子さん。

皆さんが幸せそうな笑顔で
ご帰宅されるところを
たまたま車ですれ違い

私達は車の中から手を振り
祭も目を輝かせ
乗り出すように見つめ

お兄ちゃんも
笑顔で応えてくれたのでした。


ご両親は気づかなかった
そうです。



実は、今日初めて
知ったのですが…

あの日は
赤ちゃんのお宮参りの日
だったそうです。


やっぱり!

祭師匠
あなたはスゴい!


自分を愛してくれた人に
ちゃんとご挨拶をして

その幸せそうな笑顔を
見届けて、安心して

旅立ったんだな、と。



祭師匠
あなたの生き様の見事さを

今日、改めて感じました。


私も頑張ります!師匠。


今日も教えを
ありがとうございます。




追伸

実は、祭が旅立ったこと
お隣のご家族にお伝えできず
いました。
今日、妻から奥様に
その話をさせて頂いたそうです。

お兄ちゃんのことも
祭は見守っていること
伝わるといいな、と思います。