あの日

明け方近くに

妻と長男が
祭を病院に連れて行き

そのまま
酸素室に入院することに
なるまで

いや、入院してもまだ

その数日後に
祭が旅立ってしまうことに
なろうとは

全く考えもしませんでした。



そのくらい普通に

祭は9月15日を
過ごしたのでした。



祭が旅立ってから

今にして思えば…
ということが

いくつも思い起こされました。



そう考えると

あの子は
なんと立派に
自分の命を生ききったのか
と、感動すら覚えたのです。


本当に
 "見事" な "生き様"
"あっぱれ!"
でありました。



我が子ではありますが

彼は共に過ごした
13年3ヶ月を通して

その自らの生きる姿で

私達に
大切なことを
たくさん たくさん
教えてくれました。

気づかせてくれました。



彼は
私たち家族にとって

愛情のかたまりであり

人生の師匠であり

"祭" という名の通り
正に "神様からの授かり物"
だったのだと思います。



そんな祭の
立派に生ききったお話

少しお時間をいただきながら
しっかりとお伝えしていきたい
と、思っています。



きっと、それは
皆様の大切な家族である
ワンちゃんやネコちゃんたちも
同じだと思います。


だから
大切に
皆様と共に
言葉を、心を
紡いでいきたいと
思っています。


どうぞよろしくお願い致します。