私の病気が発覚した時

祭は、10歳でした。


"余命一年" の宣告を受けて
始まった手術と治療。

そんな私にとって

祭は
大きな癒しであり
生きる楽しみや喜びを
くれる、最高の天使で
あり続けてくれました。


そんな私の気がかりは

"祭を見送ってあげられるかな?"
ということでした。



息子からも言われていました。

"祭よりも先に
逝ったらダメだぞ!" と。



あの日から
もうすぐ3年。


祭は
13歳3ヶ月の人生を
実に彼らしく、見事に
生ききってくれました。


そして、私も
家族と一緒に
見送ってあげることが
できました。


責任を果たすことができて
よかったです。


今まで
祭からもらった
"たくさんの幸せ" への
せめてもの恩返しができた
と思っています。


祭、ありがとう。



まもなく
私は誕生日を迎えます。

また一つ
歳を重ねます。


"余命一年と言われた男"

いつも通りに
暮らしていられることに
感謝です。





追伸
妻が大切に
リビングに飾っていた
祭の写真です。

可愛いでしょ?