初診の翌日には
早速外来でPET-CTの検査を受け

その2日後からは、2泊3日の
検査入院と、着々と手術に向けての
検査は進みました。


悩んだり落ち込んだりする間も
ないまま、まるでエスカレーターか
ベルトコンベアに乗せられたかの
ようにどんどんとやって来る検査を
淡々とこなし続けるような、そんな
感覚でした。



自分がやると決めたのだから
決まったことはきちんとこなす!
それが私の"信条"ですので

検査を憂いたり、嫌だなぁと思うこと
もありませんでした。


そういった精密検査を受けたことが
なく、恐怖感がなかったことも
幸いしたのかもしれません。


ただ、大腸カメラの検査の為に
下剤をいっぱいかけられたり
食事がとれなかったことは
とても辛かったです。



そして
いよいよ大腸カメラの検査。

少しぼーっとする薬を使って
いただいたからでしょうか?
入った!そのあとはグイグイ!
「おいおい!結構強引にくるじゃ
ない!?」という感じはあった
ものの、痛みとか苦痛は
ほとんど感じないまま、無事終了。


先生も驚いていらしたのですが、
癌ができているS状結腸はかなり
細くなってはいたものの

以外にもすんなりと
最後までカメラがちゃんと入り、
(出血等のアクシデントもなく)
しっかり検査ができたそうです。



しかし
私は変わっているのでしょうか?

大腸カメラが上手く行ったこともあり

これまで腹痛も便秘も感じたことが
なかった私は、この期に及んで
「俺って本当に癌なのだろうか?」
と考えているところが、まだあった
のですから。



そして
全ての検査を終え、退院する前に
検査結果と手術についての説明を
受ける時を迎えるのです。