ナオミさんに怒られた話繋がりです。

ここ2〜3ヶ月の間に
病気のことで取材を受けたり
お仕事をさせて頂いたりする機会が
増えました。


そういう時は大抵
ナオミさんが同席するのですが…

普段家族には、イヤ
家族だからこそ、言えない話や
気持ちってあるじゃないですか。

取材中にそんな話が
私の口から飛び出して
驚かれ、怒られたことがあります。


私が26歳の時に白血病で兄を亡くし
その5年後に膵臓癌で父を亡くして
います。
(兄は28歳、父は71歳でした。)

"だから、いつか自分も?
という漠然とした覚悟があった"
という話をしている中で


あぁ…俺は…
親父の歳を越えられたらいいかな


と、これまた漠然と考えていた事を
口にしてしまったのです。



それを聞いたナオミさんが

「そんな話初めて聞いたんだけど
本当にそんなこと思ってたの?
冗談じゃない!

私はあなたより10歳も年下よ。
あなたが71や72になっても
私はまだ60そこそこ。

年金だってまだもらえないし…
その歳では私、まだちゃんと
おばぁちゃんになれていないと思う。

ちゃんと私がおばあちゃんになる
のを見届けてよ!
ちゃんと一緒に老夫婦やってよ!」

って、
泣きそうな顔で怒られたのでした。



後になって冷静に考えてみれば…
ナオミさんの立場になってみれば…
本当にそうだよね。

あの時はごめんね。



ナオミさんの言う通り

ちゃんと!老夫婦に、
ちゃんと!おじいちゃんと
おばあちゃんになれるように

私、頑張ります!