昨日発売になった
週間ベースボールの「負くっか魂‼」
では、大島が入団当時の怖かった先輩
のお話をさせて頂きました。

中でも強烈に印象的だった先輩との
思い出話を披露させて頂いたの
ですが…
当時の中日ドラゴンズの先輩方は
本当に皆さん怖かったです(笑)。


まず目も合わせてもらえず
挨拶しても無反応
なんていうのは当たり前。
お話をしてもらう、なんて
とんでもないこと。
そんな時代でした。

多分、中日に限らずどこも
先輩後輩の関係ははそんな感じ
だったと思います。


でも、大島はそれがいやだったので
自分が先輩になったら、
その悪しき伝統を変えようと
思い、そうしているつもりでした。

ところが…その伝統は
大島の知らない所でしっかりと
引き継がれていたのでした。


日本ハムにトレードになり
東京に住むようになってから、
元中日の選手たちと交流する機会が
増えました。

特に親しくなったのは牛島和彦さん。


彼の話によると

「中日の先輩方は怖かったです。
ピッチャーの先輩は勿論ですが、
野手では谷沢さんと大島さんは
別格でした。
"絶対に目を合わせてはいけない"と
言われてましたから。
大島さんが前を通る時は、
ずーっと頭を下げてましたもん。」

で、ビックリして大爆笑。
えーっ!そうだったの!?
全然知らなかった。

「そうですよ。だから大島さんが
日本ハムに来て、球場でお会いして、
にっこり笑って話しかけて下さった時
なんて、家に帰ってすぐ女房に報告
しましたもん。
"大島さんが笑った!大島さんが冗談
言った!大島さんに家に遊びに来い!
って言われた!どないしよ…"って。」

で、またまた大爆笑。


後に同じマンションに住むようになり、
奥さんも子供も年が近かった牛島さん
とは、家族ぐるみで親しくお付き合い
をさせて頂くようになりました。
楽しいエピソードは沢山あります。




「負くっか魂‼」
よろしくお願いします。