準決勝敗退、残念でした。

やはり想像した通り
2-1という僅差で勝負は決しました。

まずは
選手の皆さん、首脳陣をはじめ
チームスタッフの皆さん、
お疲れ様でした。

WBCで得た様々な貴重な経験を、
それぞれのチームに持ちかえり
間もなく始まるペナントレースで
存分に生かして欲しいと思います。

本当にお疲れ様でした。
すぐに帰国で、なかなかゆっくりも
できないでしょうが…
とりあえず、ひとまず
心も体も休めて欲しいと思います。



今日の試合を振り返ると
アメリカと日本の勝敗を分けたのは
'緻密さ'の差だったのかな?
と、大島は思います。


あの豪華メジャーリーガーをもって
しても、優秀なる日本のピッチャー
からはそう得点はできないだろうと
アメリカベンチは考え、しっかり準備
をし、的確に動いた、攻守ともに。
ということだと思います。

象徴的だったのは8回裏
アメリカ1点リードの場面。
この決勝ラウンドの為に招集された
メジャーリーグを代表するクローザー
であるメランソンをスパッと交代させた
ところ。

ビハインドの時というのは
継投にどんどんピッチャーを注ぎ込め
るのですが、リードしている時に動く
のは勇気のいることなのです。
実績あるピッチャーであれば尚更です。

そこを動いてきた。
つまりここを勝負所と読んだのです。
そして、それがはまった。

さすが!名将リーランド監督だな
と思いました。



では、日本はどうだったのか?
日本もピッチャーの継投は成功して
いたと思います。

結果的に、ミスが失点に繋がって
しまいましたが、選手を攻めることは
できません。ミスは出るものです。
これは仕方ない。

これまでどれだけの攻守や
ファインプレーにピッチャーは救われて
きたか、を忘れてはいけません。

では、どこに問題があったのか?

それは、ここまでの試合の中にあった
のかもしれません。
勝負ですから、勝てばそれでよし!
で見過ごされてしまった課題。

勝ったことにより
またファインプレーの華やかさにより

見落とされたミスや課題があったにも
かかわらず、そのまま不問になって
きたものがあるのではないか?
問題はそこにあったのではないか?
と大島は考えています。

例えば8回の外野の守備。
たまたま外野に飛ばなかったから
見落とされたかもしれませんが…
失点を最小におさえるためには
守備の交代も必要だったのではないだ
ろうか?これもその一つと考えます。

野球は実に奥深いと思います。


アメリカはパワーがある上に
緻密さにも長けていました。
今回はそれにやられてしまったな
と思います。


負けたら終わりの世界大会。
しかもこのレベルまで来ると
隅々まで見据える緻密さと
完璧な作戦をしつつその先をも睨む目
が必要になるのだな、ということを
実感しました。

リーランド監督から教わったような
気がします。


しかし!
あのアメリカとこれだけの試合が
できるのだから、日本は自信を持って
いいと思います。

この経験を生かし
次こそ世界一をもぎ取りましょう!




追伸
明日、いやもう今日ですね。3月23日。
東京中日スポーツの評論で
東京ドームの「巨人×日本ハム」を
観戦します。

いよいよ、野球の現場に復帰です!

楽しみです。