【両校歓喜】県予選決勝の再試合 | OH様。の生きてるだけで丸儲け

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 今夏の全国高校野球選手権奈良大会の決勝は天理高校と生駒高校で戦ったのだが、結果は21-0という大差で天理高校が代表の座を射止めたわけだが、生駒高校は決勝前日に新型コロナウィルス感染による陽性者が続出。ベンチメンバーの20人中12人を入れ替え決勝に臨む事態となりました。

 しかし、初のベンチ入りメンバーが11人という経験不足が露呈し大差の内容となった次第だ。

 

 だが優勝決定後、天理ナインは歓喜の声を上げることはしなかった。9回2死の段階で戸井零士主将は「試合後に喜ぶのはやめとこう」と伝え、中村良二監督は試合に出られなかった生駒の3年生を思い、練習試合開催を提案していたそうだ。

 

 その後、天理の配慮に感謝した生駒の保護者会は横断幕を贈り、天理は甲子園のアルプスに飾ってともに戦いこの日の球場一塁側にも横断幕が飾られていたそうだ。

 

 そして迎えた今日11日、練習試合として再試合を行い、3-2で天理が勝ち最後の夏を両校のナインがマウンドに集まり全員が人さし指を天に掲げて喜びを分かち合ったという清々しい結末だった。

 このニュースを聞いたとき、甲子園での優勝監督インタビューで上監督が話した『全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います』の言葉が蘇ってきた。