田舎の良さを押し出しながら
外に外に目を向けた
日本でも数少ない町だと思います。
そんなところが邑南町の魅力の一つでもあり、田舎初心者にとっては
住みやすい町でした。
でもコロナがこの田舎に蔓延し、
せっかく開いてきた色々な門が閉ざされつつあるような気がしてなりません。
遠出をしないというのも大半の町民が守っていると思います。
この根底にはコロナにかかってしまったら大変という命の危機も勿論ですが、
それと同じくらい
自分がかかってしまったら周囲に迷惑をかけてしまう、
村八分になるんじゃないかという恐怖心があります。
まだコロナが発症していないこの町で最初の発症者になってしまったらどうしよう。。。という恐怖心。
そして狭い町だからこそ、感染者はすぐに特定されます。
発症者という人身御供がでないかぎり、お互いを監視しあう閉鎖的な空気は
緊急事態宣言解除後も根強くこの町に残り続けています。
習い事の先生が
こういう時だからこそ感染には十分注意して、子供たちに笑顔を届けるためにも習い事を再開しますというメールを送ってきてくれました。
その決断はすごく怖かっただろうし、非難もあったかもしれませんが、私はその先生の心意気がすごく嬉しかったし、涙が出そうになりました。
身を守ることも大事
でもそれと同じくらい挑戦することも大事だということを教えてもらったように思います。
自分の子供がコロナにかかってしまったらそんな悠長なことは言えません。
矛盾してますが、矛盾しない人生なんてないので、それは許してくださいとしか言えない。
コロナにかかったら何か言われるから自粛する、
のではなくて
コロナ感染者がでた場合
町としてどうコロナと付き合っていくか、感染者をどう守っていくか
それが大事なんじゃないかと思います。
100人の人を守るために一人の人を抹消しようとする人が
優しいとされる日本。
それって優しい❓
大病になったときに隠そう、隔離しようなんていう発想はハンセン病の時と何にも変わってない。
どうか閉鎖的な町になりませんように。