2026.9.11(金)札幌市キューブガーデンホールにて、人生初のバンドを引き連れてのLIVEを開催しました。
バンドメンバーのバンマス西岡俊明さんは只今67歳、私の自作曲の編曲を長くお願いしてもうかれこれ30年以上のお付き合いになる方です。
72歳になったこの私の、最後のお願いです!
と言ってメンバーを選び、様々な段取りをつけて頂き今回のL札幌、東京2箇所でのバンドLIVE開催の運びと相成ったのです。
9/11札幌キューブガーデンホール
10/24東京六本木Craps


札幌公演本番前のリハーサルは2回だけ。。
全曲のバンド用編曲はピアノ、キーボード担当の安西亨さん。
いよいよ開催日も迫って第一回目のリハーサルを、札幌苗穂にあるスタジオを借りてやった。
ドラム三浦剛志、ベース木村圭子、とは初対面。エレキギター鷹橋信次、パーカッション土田ゆうき、フォークギター西岡俊明、ピアノ安西亨そしてVocalの私都合7名のバンドだ。
軽く挨拶を交わして、早速お稽古〜3時間しか空いてなかったと言うことで、一通り流すので精一杯。で、終わり。
帰りの車の中で考えていた。
あんな調子で、本当に本番大丈夫なのだろうか。。。
東京でCD音源録音を初めてした時の事、当日来た総勢20人を越えるフルオーケストラメンバーに、その場で譜面が渡された。
間もなく、編曲者であり指揮者の合図で演奏が始まった。
一発でビッタッと収まった。
凄い!
自宅でそれぞれが稽古を積んできたのだと、私は思った。
で、側にいるディレクターにそれを言った。
何言ってるの。
みんな初見(しょけん)で弾いてるの!
稽古なんかするわけないでしょう。
彼らはほぼ毎日、こうして初見で楽譜見て、色々な曲のオケを録音するんだよ。ソレがプロデスよ!
えええ〜〜〜!うそ〜〜〜!?
ホントに驚きました。
次本番!
その掛け声で2回目の演奏が始まった。そして全てが終わった。
もう何も言えませんでした。
流石プロフェッショナル!
以来、そんな経験を数々して来た私に、広がる不安は消せなかった。
次回1週間間後、同じ場所で。。
バンマスの一声で、その日は終了。
そして1週間後、2回目最後のリハーサルが同じスタジオで始まった。
今度は4時間借りていた。
そうして色々指摘し合って、何とか形になっていった。
だが私の不安は、正直残ったままだった。。
私は帰りの車の中で思っていた。
これは失敗するかも知れないなぁ〜。
でも覚悟を決めるしかない。。自分で選んだ道だ。
後は私が全霊を込めて歌うことだけだ。。
9/11日(金)、とうとう本番の日を迎えた。
メンバーが次々と会場入りした。
揃ったところで本番前のリハーサルを始めた。
もう舞台の上からでは、客席に届く音を想像する事しか私には出来ない。
更に言えば、会場の音響担当者がその明暗を握っているのも確かで、全てだった。。
後は照明他、協力頂く全てを信頼し、運を天に任せるしか他にない。。
そう自分に言い聞かせる。。
お客さんは、平場一階が大体一杯になる100名程の集客予定だった。しかし当日来ない人もいるだろうから、まあそれでも何とかカタチが付くだろう…それでいい。
正直、私はこのLIVEの結末を、全く想像出来ずに本番を迎えていた。
一緒に来た2回のリハーサルを見ている、そして東京での毎回のスタジオ録音の様子を見てきたマネジャーも、同様の思いだったと思う。
ビーーーー!
それではこれより。。。
とうとう始まった。
私はメンバーと共に一同気合を入れ、舞台に向かった。
立った舞台の上から客席を見渡すと、暗くてよく分からないが、何だかビッシリの様子。
ムムム。。。
本番前、当日券10枚以上売れて2回席もほぼ一杯で計130名越えです。
とは聞いていたが。。。
その満席の状態を、今この目で確かめた私。
興奮と緊張が嫌でも全身を駆け巡ってゆく。
軽い挨拶をして、とうとう一曲目の演奏が始まった。
パーカッションの乾いたリズム音から一気にバンドが弾けて行った。。
1.ホテルパサージュ
2.シャドウー
3.あと三日
4.ペルソナ札幌
5.悲恋雀
6.この恋だけは連れてゆく
7.別れの朝(Cover)
8.恋人も濡れる街角(Cover)
9.ひとりじめ(Cover)
休憩
10.恋の迷宮ダンシングナイト
11.命の港
12.噴火湾
13.この時を止めて
14.もう一度
15.あかね色の布団
16.生きていりゃこそ人生だ!
アンコール
17.弾き語り〜アルツのしのび逢い
18.卒業写真(Cover)
19.ファイト
私は全19曲を、話の脱線を極力抑え、調子に乗りすぎず、喋り過ぎぬよう心掛けて集中し、兎に角全霊を注いで2時間半の舞台を終えた。。
舞台の上から客席を見ていて感じたのは、何だか皆さん集中して聴いてくれているなぁ。。
歌が染み込んでいってるなぁ。。
でも、そんな気がしてるだけなのかなぁ。。
勘違いしてるのかなぁ。。
頭の中に満足と不安が激しく交差していた。
そんな自分にずっと言い聞かせていた。
これまでに積み重ねてきた、その全てを注いで歌え!
最後ファイトを歌い終えると、満場の拍手が盛大に鳴った。
楽屋に戻ると、バンドメンバー達が笑顔で良かったデスね!と迎えてくれた。
何が良かったのか解らないが、しかし、段々お客さんも巻き込んで会場全体が乗っている事を実感していたことだけは、私もメンバーも確かな事だったと思う。
それを最後の拍手で確信していた。
直ぐお客さんの見送りに出た。
するとお客さんの一人一人が声をかけてくれた。
良かったよ〜〜!
今までで一番感動したよ!
カッコ良かったよ〜〜!
すごかったね〜!
一通りお客さんを送り出して後を見ると、私のサインをもらう為に並んで待っている人の列を見て驚いた。
長蛇の列だった。
ええ〜〜〜〜!嘘だろう〜〜。。。😢
差し出す私のCDにサインを入れ、お名前をかいて、握手して。。
沢山のお褒めの言葉を頂いて。。
こうしてその日は終わった。。
興奮が冷めやらぬままに。。寝られぬままに、朝を迎え、それから少し眠った。
帰り道、マネージャーが撮った昨夜のLIVE写真及び動画映像を、私は砂川のサービスエリアで恐る恐る見た。
そして驚いた。







その照明の何と艶やかなものか!
花火か散っているのか。。
そして撮った動画の演奏音は、また素晴らしかった。
みんな、バンドメンバーは当日に照準を合わせて、キッチリとまとめ上げて来ていたのだ。
恐れ入りました!!
音は、僕のボーカルは客席に届いていたか!?
大丈夫!すごくよく聞こえてましたよ!
ヤッパリ生バンドだから、迫力が違ってましたよ!
良かったのは確かです!
喜んでいいと思います!
本当かぁ〜…!
正直に言えば、ラストユーミンの卒業写真を歌いながら、私は感極まって涙ぐんでいた。。
青春を、我が人生を重ねて。。
やがて少しづつ実感が湧いてきた。。
これで東京六本木CrapsバンドLIVEも、何とかなるかもしれない。。
人生、なるようになるものなのだろう。
不思議な事に。。
東京六本木CrapsLIVEは、集客がままならない状況だ。
しかし、それも覚悟の上の事だ。
東京だもの。。
兎に角、この人生に悔いを残さないために演る無謀な挑戦なのだ。
そう、やるだけだ!
それが一番。
しかしそれにしても、バンドメンバー、そしてお忙しい中を全道各地からお集まりいただいたお客様の皆様、この場を借りて、深く深く感謝申し上げます。
ご来場誠に有難う御座いました。
そして開催に当たり、様々にご協力下さった皆様、会場関係各位の皆様、有難う御座いました。🙇🙏オホーツク太郎😢

次回、東京LIVEに幸あれ‼️

