『日本橋シアトリカルツアー』でいっっ!!
のっけから江戸っ子口調で始めてみる。
先日、『日本橋シアトリカルツアー』の詳細が公開された。
昨年から書いていた【とある企画の稽古】とは、このことで。
未知の試みなので、稽古も試行錯誤が繰り返されてきた。
そして、この週末。
常設化に向けて、まずはモニターのお客様をお招きしてのトライアル公演が行われた。
と、ここまで書いてきて。
実は、僕はトライアル公演には出演していない。
常設化してからの参加となる。
ただ、稽古には参加をしていて、他のお仕事で来られない人の代わりに稽古をさせてもらっていた。
稽古期間は、前半は稽古場での稽古、そして後半は実地での稽古と分かれていた。
実地に移ってからの稽古を僕は見学しかできていないのだけど、何もかもが斬新で。
昔、関ケ原で過ごしていた時の感覚に近いようだけれども、それともまた違う。
そもそも、あの時は普段の僕そのものだった。
今回は弥次さん喜多さんだ。
のんびりほげーっとはしていられない。
いや。
大谷吉継様だって、のんびりほげーっとしてちゃダメだったのかもしれないけど。
昨日のトライアルを見学した。
そこにあったのは、まさに没入型の新感覚ツアーだった。
【絶えず流れ続ける日常の日本橋の街の中に混じる弥次喜多】というインパクト。
そして、ガイドと弥次喜多による愛嬌たっぷりな街あるき。
とにかく楽しそうな雰囲気を纏ったツアーが繰り広げられるものだから、道行く人は興味津々な様子で足を止める。
見学していて、ツアーの流れは分かっているはずなのに何もかもが面白くて、寒さを忘れるほどにあっという間の時間だった。
このツアーに参加した後。
きっと、江戸の歴史を、日本橋の街をもっと知りたくなります。
そして、日本橋の街に愛着が湧くと思います。
皆はデビューをしたけど、僕のデビューはいつになるか…。
ドキドキが止まりません。
3月15日までは『そこはかとなく燃ゆる』があるので、おそらくそれ以降になります。
それまでドキドキしっ放しの日々が続きそうです。