第27班との出逢いから今に至るまで。 | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

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ブログではお久しぶりです。

第27班『morning sun』稽古に勤しんでます。

本当に楽しくて、いつまでも過ごしたい稽古場。

思えば、第27班とのご縁はとても面白いものだったので振り返ってみたいなぁと思い、久しぶりにブログを書いてみました。

初めての出逢いは、2014年。

エムキチビートの『Fight Alone』という一人芝居の企画公演でした。

様々な役者が15分の一人芝居を創り、4人1チームで60分のステージを行うというもの。

6チームに振り分けられた中で、同じチームだったのが第27班でした。

場当たりで初めてチームが顔を合わせて、上演するお芝居をスタッフさんに説明する日のこと。

「第27班です」と名乗る3人が用意したお芝居は『尚美学園物語』というタイトルと、用意されたたくさんのフリップ。

「劇団なのかな??それとも、パフォーマンス集団とかなのかな??」

それが第一印象でした。

その3人が、深谷晃成くんと鈴木研くんと富田喜助くんでした。

その頃の研くんのブログを見つけました。

次に繋がりができたのはその年の冬のこと。

僕が当時所属していたシアターキューブリックの公演で大学生の役ができる人を探していて、『Fight Alone』を観に来たキューブリックのプロデューサーから鈴木研くんの名前が挙がり、出演してもらいました。

次の繋がりは翌年の冬のこと。

エビス駅前バープロデュースの公演の脚本・演出を深谷くんが担当することになり、『Fight Alone』での僕の作品を観ていた深谷くんが僕をお誘いくださいました。

深谷くんときちんと話をするのは、この時が初めてだったと思います。

『Fight Alone』では、第27班の次が僕の番だったので『尚美学園物語』は観られず、深谷くんの作品に触れるのもこれが初めてでした。

作品は、『夜明けの街に清き一票』

小さな街で市長になった男性の贖罪のお話です。

僕の中でとても大好きで大切な作品になった公演でした。

またあの作品に携わりたいなぁ。

今でも『夜明けの街に清き一票』を思い出すと、心の中が何と形容したらいいか分からないのですが、ふわふわと幸せな気持ちになります。

それだけ大好きだったんだなぁ。

初めて台本を読み終えた時、僕は深谷くんに尊敬の念を抱きました。

その翌年にもエビス駅前バープロデュースの深谷くんの作品に出させていただき、そして今回、ついに第27班の本公演に出させていただくことになりました。

ご縁がこのように繋がっていくとは、2014年当時は思いもしませんでした。

巡り巡って繋がっていく、人との絆。

縁って面白い。

第27班での深谷くんは、心から頼もしいリーダーです。

過ごす時間を重ねれば重ねるほど、深谷くんのことを好きになります。


『morning sun』は、卒業を間近に控えた大学生の物語です。

《晩夏》と《初春》の2種類のステージがあります。

等身大の人間が描かれていて、可笑しさと切なさがたくさん詰まっていて。

季節が違うことで少しだけ会話の内容が変わっていますが、お話の内容はほぼ同じです。

なので、両方観なければお話が分からないということはありませんのでご安心ください。

2014年に道頓堀学生演劇祭で最優秀作品賞を受賞した作品だそうです。

大阪の地に乗り込むバイタリティと、そこで最優秀という評価を得る力、僕は本当に尊敬します。

公演まであと2週間。
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僕は、晩夏Ver.に出演します。

大変ありがたいことに、14日12:00〜の晩夏のステージは完売になりました。

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大変オススメしたい作品です。

これからも深谷くんの作品とご縁があったらいいなぁ。