Twitterには書いたのですが、桜の季節に関ケ原に行ってきました。
関ケ原は、我が故郷。
町を歩くと、全ての景色の中からいろんな思い出が蘇ります。
歩くに連れてどんどん5年前に戻っていくようで。
夏秋冬は、関ケ原で過ごしていたのですが、春だけは過ごしたことがなく。
「いつか春の季節に訪れよう」
そう思って5年の月日が経ってしまいました。
念願が叶って良かったです。
関ケ原に着いた日の朝。
笹尾山の山頂で缶コーヒーを飲みながらぼんやりとしていたときのこと。
「お客さ~ん」
誰かを呼ぶ声がした。
自分のことではないと思い、物思いにふけっていると、
「お客さ~ん!!」
誰かを呼ぶ声はさらに大きくなった。
ん??
ひょっとして、僕のことかな??
平日朝7時頃の関ケ原・笹尾山のてっぺん、他に人がいるとも思えない。
振り返ると、犬を連れたおじさんがこっちを向いて立っている。
「こっちに来てご覧なさい!」
おじさんのところに向かうと、おじさんは音声ガイドの流れるボタンを押して満面の笑みを浮かべて説明し始めた。
「あっちが家康の桃配山で、あっちが松尾山で…」
おじさんは音声ガイドが流れ終わっても説明を続けた。
「昨日もね、女子大生の子たちがいてね、すごく喜んで聞いてくれたんだよ」
そう言うとおじさんは、ニコニコしながら犬と一緒に下山していった。
おじさん、丁寧なご説明ありがとうございました。
でも。
ここから見る景色は目をつぶっても鮮明に思い出せるほど、見慣れた景色なのです。
初めて見聞きするように装ってごめんなさい。
関ケ原の地元の人は、変わらず町を愛し、観光客に対してあたたかく接してくださっているんだなぁと感じたお話。
町の景色は、少し変わっていたけど、変わらないものは確かにあって、すごく幸せになった帰省でした。
P.S.
明日、18:30頃より2回目のツイキャスをしたいと思っています。
もしよろしければアーカイブでも結構ですので、お聴きいただけたら嬉しいです☆
動画ではなくラジオですので、データ通信量もそこまでかからないかと思います。
Twitterをやっていらっしゃらない方もTwitterのサイトを開いて、@ohnumayuukiを検索していただけたら見られると思います。
…おそらく。
未だにツイキャスは分からないことだらけなのです(笑)