二世帯の調整役


よくある二世帯問題。

しかし実際に生活してみると、想像以上に大変なものだと実感する。


理由は単純で、生活のリズムがまったく違うからだ。


我が家は完全な二世帯住宅ではない。

キッチンと浴室は共有。

洗面台と洗濯機、トイレだけは別になっている。


両親は高齢ではあるが、まだ歩けるし動ける。

料理もできる。

だから食事は少し工夫している。


朝と昼はそれぞれ各自。

夜だけ妻が作る。

そして日曜日は妻の完全オフの日にした。


これだけでも、だいぶ違う。


ただ、問題はやはり細かいところにある。

その一つが「お風呂」だ。


両親は毎日入る習慣があるが、温度が違う。

両親は45度。

我が家は40度。


45度の浴槽には妻は入れない。

結果、妻はシャワーだけになる日もある。


小さなことのようで、こういうことが積み重なると

ストレスになる。


そのストレスを和らげられるのは、たぶん私だけだ。


妻の話をよく聞くこと。

そして親に対しても、角が立たないように少しずつ調整すること。


間に入るのは簡単ではない。

しかし、ここを逃げると家庭は壊れてしまう。


だから私は調整役になるしかない。


そろそろ介護認定を受けてもいいかもしれない。

介護保険で使えるサービスは使う。


これからは、

「無理をして頑張る」より

「うまく頼る」ことも大事だと思う。


生活スタイルの変化に柔軟にならないと、

お互い疲れてしまう。


二世帯で暮らすということは、

家族が増えることではなく、

生活が増えることなのかもしれない。


私は今、

高齢社会の入り口に立ったばかりだ。


そして今日もまた、

家族の間を少しだけ調整している。