セラピストのお仕事は、日を重ねるごとに
「道楽だなぁ」
と、ますますしみじみ思う。
「道楽」という言葉を使うと
なんだか不謹慎
いい加減
と思われてしまうかもしれない。
こっちは真剣なのに、「道楽」でやってるのか?!
みたいに。
でも、「道楽」という表現が、勝手に出てきてしまう。
目の前のお客さまに対する尊敬と感謝の念とともに、そう思う。
とても嬉しく幸せにそう思う。
でもこれ、言葉だけだといいイメージじゃないよなぁ。
そうじゃないんだけどな、とぼんやり考えていたら、
『道を楽しむ』でしょ?
と、頭に浮かんだ。
そう!
それそれ!!
そういえば、「道楽」の語源ってなんだろう?
と思って、調べてみると。
そもそもは、仏教用語で、
「道を解して自ら楽しむこと」
悟りの楽しみ
法悦の境地
を表す言葉なのだと。
『生活の中の仏教用語 道楽(どうぎょう)』
道楽という語は、もとは仏道を求めるという意味である。仏教では「ドウギョウ」と読む。楽は願と同義で、仏道を楽(ねが)うのが道楽の原意である。この「道楽(どうぎょう)」の意味が転じて、例えば『法華経』に「道を以て楽を受く」と説くように、道を修めて得られる「楽しみ」「悦び」を表すようになる。仏典に「今、已に道楽を得る」と説いているように、もと仏の道を求めることを意味した道楽が、道を修めて得られる結果の法悦を表すようになる。
俗楽ではなく、道楽。
俗世間の快楽、刹那の快楽ではなく、
確かな道を求める悦び。
ああ、本当にその通り!
だから、尊敬と感謝が湧いてくるんだね。
自分をみつめること。
自分を感じること。
自分を思い出すこと。
自分に還ること。
それが、よろこびでありますように。
苦しい道のりではなく、
悦びの過程であるように。
それを伝えることが、
私の道楽です。