誤りを正す | 自分ブランドで生きる ~世界一シンプルな私の創り方~

自分ブランドで生きる ~世界一シンプルな私の創り方~

自分で決めて、自分で生きる。
自分を愛して、自分を生きる。

あるとき、突然、自分の中に「からっぽ」があるのを見た。
突然感じた、自分の奥の奥の方にあるぽっかりとした何もない空間。
何も無いまっ白い空間。
あまりにも寂しくて寂しくて、途方に暮れるくらい寂しくて。
全身が震えるほどの寂しさに襲われた。
それは、なんの前触れも無い出来事で、あまりにも突然で、驚愕し、混乱した。

自分の奥の奥にある「からっぽ」

それは、深い深い絶望だと思った。
こんな空洞を抱いて、今まで私は生きてきたの?
これからも、これを抱えて生きていくの?
こんな寂しさを持った私だったなんて。
幸せだと思っていたのに、こんなにも空虚な人間だったなんて...


でも、最初の衝撃が去った後、こんなふうにも思った。

多分これがあるから、私はそのまた奥にある「愛」を知っているのだろう。
「愛」があることを知っているからこそ、この「からっぽ」があっても生きていけるのだろう。
「愛」は常にそこにあるということを知っているから、これを抱えて生きていける。
私はこれを無理に埋めようとせず、ただ自分の奥に感じて、抱えて生きていこう。



しばらくして、落ち着いて、恐れずに、
もう一度ちゃんとそこを見てみよう、感じてみよう、と思った。

それは、夏の光ではないけれども、秋の光のようなきらめきを持つ空間だった。
絶望と呼ぶには、美しい空間だった。
たまらなく寂しいけれど。

この寂しさは私だけじゃない、誰の中にもある。
見ようとしないだけ。
気がつかないだけ。
私たちが、源を離れて、分離したときから生じる寂しさ。
ひとつであったところから、離れてきた。
分離しているという想い。
そこから発する寂しさ。
人間の根源的な寂しさ。

この思いが、最初のあやまち。

私たちは分離しているという、たったひとつの誤り。
それを正すことだけが、ここでなすべき仕事。


そう気付いた時、空っぽの空洞は、何も無い空間ではなくなった。

無がある空間
すべての始まりと終わりの空間。

に変わった。