久しぶりに、ものすごくストーリーのある夢を見た。
ストーリーというより、シナリオ?
映画を見ているような、長編ドラマ。
カメラ割りっていうのか、カメラアングルまでしっかりしたシーンがあるし、セリフのように自分がしゃべる言葉の記憶もしっかりある。
登場人物も、しっかり性格や背景まである。当然ながら、それを全部わかってる。
かといって、最近そんな映画やドラマ、小説や漫画を見たというわけでもない。
なんで、唐突にこんな夢を見るのか、まったくわからない。
昔はこんなふうにストーリーのしっかりした夢を結構ひんぱんに見て、起きるとぐったり疲れていた。
だって、「愛と感動の大巨編!」とか、「スリルとサスペンス!」とか「SF大巨編!」みたいなのを、実感を持って見ているんだから。
しかも、夢なので、途中で何パターンにも分岐するストーリーを見ていたりする。
長編映画1本分じゃなくて、2本も3本もいっぺんに見るというか、経験している感じなので、ぐったり疲れて目が覚める。
こんなふうにストーリーがしっかりとある夢を見るのは、何年ぶりだろう。
今日の夢は、ロードムービみたいな雰囲気。
意に反して、犯罪者みたいな立場になってしまい、警察から逃れるために東京から四国へと旅をしていく。
なんで、四国かっていうと、逃亡を手助けしてくれているやくざの親分みたいな人が、そこで偽装結婚させてどこかへ逃がそうとしている男がいるから、そこまで行く羽目になる。
夫や子供、事故の目撃者だった近所のおばさんたちと、なぜかみんなで逃げていく。
みんな今までの生活を捨てて、世間のしがらみや常識も捨てて、先の無い、あるいは先の見えない明日だけど、だからこそどんどん自由になって、どんどん楽しくなっていく。
文章で書くと、どっかで見たことあるような、とってもチープな感じになってしまうのだけれど、これを夢の中で実感を伴って、つまり実際の経験のように感じているわけですよ(笑)。
さらに、物語のパターンとして、夫と二人だけ、子供がいるパターン、集団で逃げていくパターンとシナリオは複数に分岐して、その各々のストーリーを全部見ている。
かなりぐったりでしょう(^_^;)
「もう東京へ帰る道なんか、わからなくなっちゃったよ。」
風の中でそんな言葉を発している。
(まるでセリフ!映画のワンシーン!その瞬間、東京のマンションのリビングの風景がよぎったりするし。)
ただの目撃者なのに、なぜかいっしょに逃げることになっちゃったおばちゃんが、
「もう旦那のとこにも、家族のとこにも戻れないけどさ、今がいっちばん楽しいよ。」
「こんなに毎日が楽しかったことはないよ。後悔なんかするもんか!」
って泣き笑いしてる。
ラストシーンまでたどりつかないうちに目が覚めたけれど、ラストは映画「テルマ&ルイーズ」みたいになりそうでもあり、四国からさらに船で外国へと逃げて行きそうでもあった。
「日常」を捨てて、どんどん自由になっていく。
社会のわくから飛び出して、そして初めて本当の本当に自由になって、生きている実感を感じて、一瞬一瞬を楽しんでいた。
今、思い出しても、あまりに楽しくて、キラキラしていて、でも切なくて泣けてくる(笑)