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なんか見えてるスピリチュアルの人よね?と
よく言われる
ASOBizプロデューサーの
はるちゃんです![]()
「私には、やりたいことがありません」
「自分が本当にやりたいことは、何だろう?」
そんなふうに、
「やりたいこと探し」の迷子になっている人は多いですよね。
好きなことを仕事にしよう。
心がワクワクすることを見つけよう。
……そう言われても
「だから、その好きなことが分からないんだよ!」という話です。
私は昔から、
やりたいことが分からない人にこう言っています。
やりたいことがないなら、
遊べ。
遊び方が分からないなら、
休め。
それでも分からないなら、
何もしないでじっとしていろ。
家でもカフェでも海でもいい。
何か答えを出そうとせず、
ぼーっとしていればいいのです。
アニメ『銀魂』の銀さんも似たようなことを言っていました。
まあ、あの銀さんが言っているなら、
たぶん間違いありません。
脳の「欲望窓口」がシャッターを下ろした理由
そもそも、
やりたいことが分からない人は
「本当にやりたいことが何もない」のでしょうか?
私はそうではないと思っています。
やりたいことがないのではなく、
小さな「やりたい」を却下しすぎて、
自分の希望を意識に上げにくくなっただけです。
本当は少し休みたい。
でも家事がある。
本当は一人になりたい。
でも家族に悪い。
本当はあれが食べたい、欲しい、試してみたい。
でも我慢、諦め、失敗したら恥ずかしい……。
小さな「やりたい」が出てくるたびに
自分で却下し続けると、
脳内では恐ろしいことが起きます。
脳の意思決定を司る部位は、
過去の経験から効率化を学びます。
「希望を出しても毎回却下される」という経験が何年も続くと、
脳はコスト削減のためにこう学習します。
「どうせ通らない希望なら、最初から作らない方が省エネだ」
欲望が消えたわけではありません。
何度申請しても即却下されるから、
脳が申請書自体を作らなくなったのです。
頭の中の欲望窓口が
「本日の受付は終了しました」とシャッターを下ろしてしまった状態です。
そんな人に
「あなたの使命は何ですか?」
「5年後どんな人生を送りたいですか?」と
聞いても答えられるわけがありません。
今日の昼ごはんに何を食べたいかも分からないのに、
人生の使命なんて分かるはずがないのです。
疲れた脳に「ワクワク」は感じ取れない
やりたいことが分からない人の多くは、
単純に「脳が疲れ切っている」状態です。
毎日、仕事、家事、子育て、家族の予定、誰かの機嫌……。
やらなければならないことを処理し続けていると、
脳は「何が楽しいか」よりも、
「次に何を片づけるか」を優先するようになります。
慢性的なストレスや疲労は、
報酬への期待や意欲を弱めることがあります。
乾いた雑巾をさらに絞って
「ほら、もっと水を出して!」と言っているようなもの。
やりたいことがないのではなく、
やりたいことを感じ取る余裕が残っていないのです。
「ぼーっとする」ことで動きやすくなる脳の回路がある
だからこそ、
休むことが必要なのですが、
遊ぶのにも体力が要ります。
行き先を決める、着替える、移動する、楽しむ……
疲れ切っている人にとっては、
遊びさえ新しいタスクになってしまう。
遊び方が分からないなら、
まず休む。
眠る、横になる、温かいものを飲む。
そして何より重要なのが、
「何もしないで、じっとぼーっとする時間」です。
人間の脳には、
外の課題に集中していない時に活動しやすい、
デフォルト・モード・ネットワークと呼ばれる仕組みがあります。
このネットワークは、
過去の記憶を思い出したり、
自分について考えたり、
未来を想像したりする内側の思考に関わっています。
ぼーっとすれば、
必ず本当にやりたいことが見つかるわけではありません。
でも、
外から与えられた課題をいったん手放すことで、
自分の内側から自然に浮かぶ考えに気づきやすくなることはあります。
休むことまで「課題」にするな
ただし、注意点があります。
「やりたいことを見つけるために、ぼーっとする」
「やりたいことを見つけるために、一人時間を作る」
それでは、
ぼーっとする時間まで
「やりたいこと発掘プロジェクト」という仕事になってしまいます。
何もしない時間は、
答えを出すためのワークではありません。
答えを出そうとするのを、
いったんやめる時間です。
成長しなくていい、
気づきを得なくてもいい。
ただ、じっとしていればいい。
脳を暇にさせてあげるのです。
最初に戻ってくるのは、小さな「生理欲求」
何もしないで脳が回復してくると、
そのうち小さな声が戻ってきます。
ただし、
最初から「起業したい!」
「世界を変えたい!」なんて
壮大な夢が出てくるわけではありません。
最初に戻ってくるのは、
「眠い」
「お腹すいた」
「コーヒー飲みたい」
「今日は誰にも会いたくない」
という、原始的な身体の声です。
でも、それでいいのです。
そこからしか始まりません。
身体の小さな希望すら聞けない人が、
人生の壮大な希望を聞き出せるはずがないからです。
その小さな声が聞こえたら、
すぐに切り捨てないこと。
「眠い」なら少し眠る。
「甘いものが食べたい」なら食べる。
そうやって
「思った→選んだ→叶った」という体験を重ねると、
脳は「希望を出してもいいんだ」
「自分の選択で現実は変わるんだ」と学び直していきます。
シャッターが下りていた欲望窓口が、
静かに再開するのです。
やりたいことは「探す」のではなく「育つ」もの
多くの人は、
どこかに「本当にやりたいこと」という正解が落ちていて、
それを見つければ人生が一気に動き出すと思っています。
でも、
やりたいことは宝探しのように発見するものではありません。
小さな「好き」「嫌い」「休みたい」
「やってみたい」という感覚を
無視せずに拾っていくうちに、
勝手に育っていくものです。
最初から
「一生続けたいこと」を探そうとするから分からなくなる。
まずは今日、何がしたいか
、何をしたくないか。
そこからで十分です。
やりたいことが分からないからといって、
焦って自分探しを始めなくていい。
新しい資格も、
高額講座も、使命発見ワークもいりません。
やりたいことがないなら、遊べ。
遊び方が分からないなら、休め。
休んでも分からないなら、
何もしないでじっとしていろ。
あなたに必要なのは、
新しい使命ではなく、
今まで却下し続けてきた自分の声をもう一度聴いてあげる時間です。
やりたいことは、
外に探しに行かなくていい。
何もしない時間の中で、
小さな希望を叶えていく暮らしの中で、
少しずつ戻ってきます。
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