『企業のビジョンや方向がはっきりしていてその企業「らしさ」が明確になっているところは、働く場所としての魅力が高い。なぜなら、「らしさ」が明確になっているところは、働く場所としての魅力が高い。なぜなら、「らしさ」が明確になっている企業には、その思いに共感・賛同する人が集まるからである。「らしさ」に共感する人が集まる結果、さらにその「らしさ」が強化され、社員のモチベーションを向上させ、さらにはそこから生まれる商品やサービスもまた魅力的になっていく可能性が高いのである』(博報堂ブランドデザイン 「ブランドらしさのつくり方」)



個々人としてユニークな個性を持っていることは重要だと思いますが、同時に会社全体として特有のカルチャーを持っていることは重要だと思います。
伝えていくべきその会社「らしさ」。
それを明確に打ち出せば打ち出すほど、その会社に対するイメージは確立されてくる。
そんな「らしさ」をイメージさせる会社は強いブランド力を持っている会社と言えるでしょう。




「私たちはこうなりたい」

「私たちはこんな商品・サービスをつくりたい」




そんなメッセージが伝われば、同じ方向を目指す仲間が集まってくるのだろうと思います。

そんなメンツが集まれば、ゴールへ進む推進力は増していくはずです。



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先日のことですが、終電近くの電車で地元の駅から家へ向かっていると、途中で片足を引きずったお兄さんとすれ違いました。
引きずった足がめちゃくちゃ痛いようで、かなりの苦悶の表情を浮かべていました。




その瞬間にとっさに感じたのは警戒感・・・というか、なんだか怖かったんですね。
本来であれば、例えばその人が知った顔の人であれば、

「どうしたんですか?大丈夫ですか?」

と聞くところなのでしょうが、それができなかったんですね。



本当に痛そうな顔をされていたので、心配は心配だったのですが、そう頭で考えるのとは裏腹に、全身の筋肉が緊張し、警戒モードに入ってしまうんですね。
そして、そのまま特に関わらないようにしてスルー、と。




いったい何が怖かったのでしょう?

尋常じゃない事態に巻き込まれるかも?

危ない人かも?

実はオバケかも???




まあ、色んな理由が頭にはあったのかもしれないですが、つまるところ、よく分からない人、よく分からない状況が怖かったのだろうと思います。


困っている人がいれば出来るだけ助けたい、という気持ちはあるのですが、その理性に対して、生き物としての防衛本能が予想以上に強く働いてしまったようです。

日頃、自分は比較的積極的な人間である、と自覚をしていた僕は、このことで、自分の中に保守性に通じる何かを感じ取ったのでした。

リスクを回避する、そういった行動を取るのはやはり生き物として当然の反応なのだろうと思います。

しかし、僕らは理性での判断に基づき、前進をしなければならない場合もある。

人間がとってしまうとっさの防御姿勢を緩和し、行動をするには、理性が自信を持った判断を行えるように、「知る」ということがとても大切なのだと感じたのです。




ビジネスにおいて、人生において、進歩を目指すには、より多く学ぶ必要があるようです。

まあ、今回の事例では、お兄さんのことを知る必要があって、それはそれで難しい面もあるのですが。。。




生き物としての攻めと守り、これもバランスが大切ですよね。
難しい問題です。



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「ある企業者商品を聞いて、思い浮かぶものがほとんどない場合、もしくは、他の企業や商品と同じような連想した思いつかない場合は弱いブランドといわれる。つまり、ブランドをつくる行為、すなわちブランディングとは、こうした連想を意図的に設計することにほかならない」
(博報堂ブランドデザイン 「ブランドらしさのつくり方」)



ブランドづくりとは一口に言うけれど、それはオシャレで洗練されたデザインやイメージをつくることではなく、その名前を聞いた瞬間にすぐにその特徴をイメージできるようにする(もちろん好感の持てる内容で)行為なのでしょう。

強いブランドとは吸引力を持った特徴を持ち、それらを広告やコピーだけに頼るのではなく、多くの手段によって消費者に伝えていくことによってつくられていくのだと思います。

映像、メッセージ、香り、手触り、味、音楽・・・。
自社らしさを伝えていく、キャラづくりをしていく為の方法は無数にあります。

消費者に、顧客企業に、強いイメージを想起してもらえる会社、商品をつくっていきたいと思います。


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