最近、ユナイテッドのサービスレベルが大幅に上がっていると感じることはないですか?
4月5日発表されたウィチタ州立大学の航空会社品質ランキングでユナイテッド航空の順位が大幅アップし、4位となりました。
この調査は人的なサービスや顧客満足度の調査とは違い、定時運航率や荷物紛失率などをポイント化し航空会社の順位を決めるもの。日本語ではクオリティという表現が一部を除き一般的ではないためサービス評価とされてしまいますが、実際には品質評価です。また、アンケートなどとは違いその結果には疑う余地がないため、航空会社に対する調査の中で最も信頼性の高いものの一つとされています。
ここで、各航空会社の順位を見てみましょう。
航空会社名 | 順位 |
Jet Blue | 1 |
Air Tran | 2 |
Southwest | 3 |
United | 4 |
Alaska | 5 |
America West | 6 |
Northwest | 7 |
American | 8 |
Continental | 9 |
ATA | 10 |
Delta | 11 |
U.S. Airways | 12 |
American Eagle | 13 |
SkyWest | 14 |
COMAIR | 15 |
Atlantic Southeast | 16 |
ユナイテッド航空は昨年の調査時の9位から大幅に改善し、今回4位となりました。
この数字は、メジャーキャリアの中では一番順位が高いものです。ユナイテッド航空の場合、霧が出やすいサンフランシスコ、高地にあり天候的な理由により定時運航が困難とされるデンバー、そして世界一混雑しているシカゴ・オヘアなどをハブとしており、また、リストラ中にもかかわらずこの順位になれたのは、通常の運航レベルがかなり高いことを示しています。
一方、1位~3位までは格安系航空会社が占めました。
格安系航空会社を批判するわけではありませんが、日本からの旅行者の場合、どうしても使いにくい点は否めません。また、機材が比較的小型なナローボディー機が中心のため、この種の統計では有利とされています。
あとはソフト面。
フレンドリーからホスピタリティーへ。
期待しています。