恋の高揚に勝る人間の感情は無いかもしれない。そう考えると、ラブストーリーは最もエモーショナルなジャンルかもしれない。



世界的な知名度を誇る作品や、圧倒的な支持を集める作品、ステキ女子が選ぶ多くのフェイバリット作品はラブストーリーものだったりします。


誰もが知る恋愛映画不朽の名作といえば…


広い世代に崇められる『ローマの休日』や、


一応一回は観てます!



ダバダバダも有名な『男と女』とか、


一度観たはず…



歌姫ホイットニーの『ボディガード』に、


劇場鑑賞30分で退席しちゃったけど



レオ様の『タイタニック』など

コレでキャメロンのヤローと距離を置くようになった



アクションやホラー等のエンタメで育ったボクにとって、恋愛映画は超不得意分野です。

これまで半ば意識的に恋愛映画を避けて来ましたが、決してラブストーリーが嫌いというわけではありません。ボクにだってお気に入りのラブストーリーはいくらでも…いや、いくらかはあるのです!


という訳で、恋愛映画のど素人が選ぶ恋愛映画20選です!まっとうな恋愛映画をお探しの方には、あまり…いや、ほとんど役に立たないかもしれませんが、ボクが愛してやまない珠玉のラブストーリーを紹介します!!

それではどうぞっ!!




【恋愛映画TOP20】


20位 ローズ

1979年 監督/ マーク・ライデル 主演/ ベット・ミドラー、フレデリック・フォレスト


女性ロックシンガー、ローズのコンサートツアーを軸に、成就しない恋とスターの孤独を繊細に、時に豪快に描写。全ての想いを乗せた最後のステージアクトは鳥肌もの。




19位 ガルシアの首

1974年 監督/ サム・ペキンパー 主演/ ウォーレン・オーツ、イセラ・ヴェガ


落ちぶれた中年カップルが、人生の一発逆転を賭ける血まみれのロードムービー。結婚を夢見る序章から、プライドを賭けた復讐劇へと傾れ込む。社会の底辺で蠢く純愛劇。




18位 ガス人間第一号

1960年 監督/ 本多猪四郎 主演/  三橋達也、八千草薫


『オペラ座の怪人』をベースに描く東宝作品。愛する女性を舞台に立たせる為、歪んだ愛憎劇が展開される。後戻り出来ないヒロインの、静かに破滅へと進む様が圧巻。


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17位 狼/男たちの挽歌・最終章

 1989年 監督/ ジョン・ウー 主演/ チヨウ・ユンファ、サリー・イップ


失明させてしまった歌手に寄り添う殺し屋の物語。二人の恋愛感情は描かれていないが、逃亡先で二人の慎ましい暮らしを想像しない者はいない。逃げ切れ!!

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16位 ドラゴン怒りの鉄拳

1972年 監督/ ロー・ウェイ 主演/ ブルース・リー、ノラ・ミャオ


ブルース・リー主演作品で唯一のラブストーリー。無言で別れを迎える二人が切な過ぎる。また台詞のないこのシーンを表情だけで語ったリーの演技力も評価したい。



15位 ロッキー5 最後のドラマ

1990年 監督/ ジョン・G・アヴィルドセン 主演/ シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア


ラブストーリーといえば第1作が挙げられそうだが、破産に追い込まれたロッキーを守り、互いの気持ちを確かめながら愛を育み直そうとする姿により熱量を感じる。


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14位 カリートの道

1993年 監督/ ブライアン・デ・パルマ 主演/ アル・パチーノ、ペネロープ・アン・ミラー


男としての仁義を貫くか、愛する女性を守る為に逃げるか。譲れない二つの問題に直面するカリートと、未来を夢見るゲイルは街を出る最終列車に乗る事が出来るのか。

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13位 陰謀のセオリー

1997年 監督/ リチャード・ドナー 主演/ メル・ギブソン、ジュリア・ロバーツ


ジュリア・ロバーツが抜群にいい。恋人を失うも、逞しく歩み続けるラストは名画の域。その後に訪れるハッピーエンドを予見出来る観客は最高の幸せ者であると断言する。





12位 花とアリス

2004年 監督/ 岩井俊二 主演/ 鈴木杏、郭 智博


二人の女子高生が巻き起こす恋の騒動をコミカルかつ繊細に描く。奇妙な三角関係から混乱と波乱で進む恋の結末と、花とアリス二人の友情に帰結するラストも清々しい。





11位

刑事コロンボ 忘れられたスター

1975年 監督/ ハーヴェイ・ハート 主演/ ジャネット・リー、ジョン・ペイン


記憶障害のミュージカル女優を愛する余り、その罪さえ被ろうとする男性。二人を追い詰めるコロンボも女優を守る騎士として描かれる。異色作にしてメロドラマの最高峰。





10位 ゴースト/ニューヨークの幻

1990年 監督/ ジェリー・ザッカー 主演/ デミ・ムーア、パトリック・スウェイジ


恋愛映画の金字塔に挙げる映画ファンも多い大ヒット作。コメディ映画出身らしいザッカーのユーモアセンスと、押し寄せる怒涛の感動シークエンスとの対比が見事な傑作。




9位

ファントム・オブ・パラダイス

1974年 監督/ ブライアン・デ・パルマ 主演/ ウィリアム・フィンレイ、ジェシカ・ハーパー


『オペラ座の怪人』のロック版。ヒロインに想いを寄せる主人公を徹底的に痛ぶりつつも、圧倒的片思いで暴走するパワーはいかにもデ・パルマ的。熱量世界一の恋物語。

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8位 トラック野郎 度胸一番星

1977年 監督/ 鈴木則文 主演/ 菅原文太、片平なぎさ


桃二郎の悲恋を、短い尺で描き切った鈴木則文監督の手腕は正当評価しなくてはならない。桃二郎に別れを告げ昇天して行くマドンナの美しさ、儚さが胸を締め付ける。




7位 チョコレート

2001年 監督/ マーク・フォースター 主演/ ハル・ベリー、ビリー・ボブ・ソーントン


死刑囚の夫と、その夫に刑を執行した看守。宿命を受け入れなければならないレティシアの覚悟が胸に迫る。一筋縄ではいかない大人の恋を描いた傑作。

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6位 シザーハンズ

1990年 監督/ ティム・バートン 主演/ ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー


人間の残酷さを浮き彫りにしつつ、人間の弱さ、優しさ、そして愛情の深さを知る現代のお伽話。雪が降るたび二人の恋を思い出さずにいられない。今年も降らせてくれるかな。

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5位 パッチギ!

2005年 監督/ 井筒和幸 主演/ 塩谷 瞬、沢尻エリカ


湧き上がる思いを、井筒和幸が声の限り叫んだ青春恋愛映画の傑作。恋愛に障害は付きもの。「好き」だけでは成就しない。覚悟はあるか。五感を激しく揺さぶる怒涛の恋物語。


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4位 四月物語

1998年 監督/ 岩井俊二 主演/ 松たか子、田辺誠一


プラトニックな片想いを抱き続ける少女のけなげさ、いじらしさがひしひしと伝わる。みずみずしい恋心をこれだけ繊細に描ける演出家の存在は稀有。日本恋愛映画の最高峰。


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3位 ミッドナイトクロス

1981年 監督/ ブライアン・デ・パルマ 主演/ ジョン・トラヴォルタ、ナンシー・アレン


事件解決後のデートを夢見たジャックだが、悲恋に終わる結末は、ジャック同様に観客も消えることのない深い傷を共有することになる。エンドロールの余韻が凄まじい。


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2位 キャリー

1976年 監督/ ブライアン・デ・パルマ 主演/ シシー・スペイセック、ウィリアム・カット


プロム会場でトミーと踊ったキャリーは、ここで一生分の恋をした。儚い恋だったとしてもキャリーが言うように、彼女は間違いなくトミーと"星の中にいた"のである。


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1位 リビング・デイライツ

1987年 監督/ ジョン・グレン 主演/ ティモシー・ダルトン、マリアム・ダボ


007シリーズ第15作。スパイとチェロ奏者の絶対に結ばれる事のない恋。ラブコメ風の演出も小気味良い。極上ロマンティックなエンディングには誰もが溜息を漏らすはず。


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胸がときめく素敵な作品ばかりを、恋愛映画の傑作として真剣に選出しましたが…

どなたかボクに素敵な恋愛映画を教えてください!!



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