時間が空いていたので,渋谷でぽけ~得意げとしていたらカナダ人に声をかけられた。

彼は初めての海外旅行で昨日、来て2週間滞在予定だと・・・。
そしてポケットウイスキーをちびちび飲んで,俺にも勧めるのだ。

陽気な男性で話もオモロかったんだけど、何となく妙な感じがあり、質問してみた。

何でこの時期の日本に来たの?。地震や放射能が怖くないの(海外ではかなり放射能に関して大げさに伝わっていると聞いていたのだ)

でも,彼は「怖くないよ。日本にいる友人に会いに来たんだ」
「何処にいるの?」
「仙台市・・・」
「!,その人は大丈夫?。被災したの?」
「いまでも行方不明だ」

 彼は泣き出した。
「・・・・君は大丈夫かい?」
             これ以外に言葉が出なかった。

彼はすぐに笑顔になり,元の陽気なカナディアンに戻った。そして45分の話し合いは終わった。
自分らの出会いはたったの45分だけど,彼を忘れる事はないだろう。
異国の地で哀しみから誰かと話したかったのだろう。

マイケル、また会えるかな?