7月13日はこちらへ。
人身事故で予定が大幅に押してしまったものの、絶対に行きたかった展覧会なので諦めずに向かうことにしました。
SOMPO美術館 フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線
19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年―1901年)の展覧会です。ロートレックによる紙作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロス・コレクションより、約240点をご紹介します。フィロス・コレクションの最大の特徴である素描作品に始まり、ポスターを中心とする版画作品、雑誌や書籍のための挿絵、ロートレックが家族や知人にあてた手紙、ロートレックの私的な写真など、画家に肉薄した作品と資料で構成する展示です。
【関連企画】新宿のムーラン・ルージュー大衆演劇と美術
日本におけるレビュー等の劇場文化と近代美術の交流、およびその新宿での展開について館内で映像を上映するともに、ご来場いただいた方に小冊子をお配りします。
※「ロートレック展」は一部の作品につきまして撮影が可能です。
会期:2024.06.22(土)- 09.23(月)
開館時間:10:00 - 18:00(金曜日は20:00まで)(入館は閉館30分前まで)
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)
南フランスのアルビに伯爵家の息子として生まれ、幼いころから、絵を描くことに関心を抱いていました。13歳のときに左脚を、14歳で右脚を骨折、以降下半身の成長が止まってしまい、絵画に専念するようになります。
1882年に画業のためにパリに出て1884年頃からモンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人、娼婦たちの姿を描きました。とくに素早い描線と大胆な構図を活かしたポスターが、一世を風靡しました。飲酒や放埓な生活のために肉体と精神を害し、療養の末、母の居城があったマルロメで亡くなりました。
フィロス・コレクション
米国のベリンダとポール・フィロス夫妻が、20年以上にわたり収集しているロートレック作品の個人コレクション。総数は300点以上にのぼり、現在も増え続けています。その内容は素描を中心に紙を支持体とする作品(グラフィック)群で、版画や書籍、ポスターに関しては、状態の良いものを厳選して収集しています。
すでにアメリカや中国でコレクションを紹介する展覧会が開催されていますが、日本での開催は今回が初めてとなります。
一部の作品は撮影可となります。
『ラ・ルヴュ・ブランシュ』誌のためのポスター
《キャバレのアリスティド・ブリュアン》(文字のせ前)
エルドラド、アリスティド・ブリュアン、彼のキャバレにて
ジャヌ・アヴリル(文字のせ前)
ジャヌ・アヴリル(『ポスター傑作集』
《ディヴァン・ジャポネ》
展示室入ってすぐ、素晴らしい素描の数々にまず圧倒され、ムーラン・ルージュのポスターシリーズに感動。今まで本やテレビなどでしか見たことのない作品を目の前にしている幸せ。こればかりは何物にも代えがたい。
展示室移動の際使う階段にこんなにも可愛いご案内があったので、撮影してきました。
順路
↓「階段は気を付けて降りてくださいね」
↓「おつかれさまでした」
「階段は気を付けて降りてくださいね」
↓「3階でお待ちしております」
↓「おつかれさまでした」
素敵。
SOMPO美術館コレクション フィンセント・ファン・ゴッホ ひまわり
6・7月限定観覧券、
紙チケット、
チラシ、
出品リスト。
美術館は心の栄養で癒し。時間を見付けて月に一度は行きたいな☺︎
だいぶ前の曲ですが、ロートレック展を観ながら頭の中をぐるぐる回っていた曲。