2023年8月27日放送 アートシーン/展覧会情報 - 日曜美術館で紹介された、堅山南風《大震災実写図巻》を見たくて行ってきました。

半蔵門ミュージアム

半蔵門ミュージアムは、真如苑が所蔵する仏教美術を一般に公開するために設立した文化施設で、地下鉄「半蔵門駅」出口すぐの立地の2018年に開館。

地下1階の展示空間では、運慶作と推定されている大日如来坐像(重要文化財)や、ガンダーラ仏伝浮彫を常設し、仏像や仏画、経典などを定期的に入れ替えながら展示している。2階には多目的に利用できるマルチルームと休憩が可能なラウンジを設置。3階には、仏教文化に関する映像を楽しめるシアターと、講座などを開催するホールを併設している。

ほとんどの展示品はガラスケースに入れておらず、直接鑑賞することができる。設計は平等院ミュージアム鳳翔館や国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館などを手がけた建築家の栗生明氏によるものである。

半蔵門駅出てすぐ、迷子になる要素はひとつもなく無事到着。

館内の写真撮影は一切禁止です。

特集展示  堅山南風《大震災実写図巻》と近代の画家 大観・玉堂・青邨・蓬春

2023年7月19日(水)~11月5日(日)

1923年の関東大震災から、100年の節目となる2023年。

 

出品目録

 

ガラスケースに入っていない展示品を、かなり間近で鑑賞できる点はとてもよいけれど、学芸員さんの距離が近いのがやや難。貴重な文化財が多数展示されているので、分からなくもないけれど、監視されているような気分になる。

ただ、展示内容は充実しているし、一見の価値アリなのは間違いないと思います。