枡一客殿に宿泊した日の夜ごはんは、小布施 寄り付き料理 蔵部にて。

ホテル自体にはレストランやラウンジなどがなく、別棟に枡一客殿と系列店として営業しているレストランがいくつかあります。母と末妹が、いくつかレストランをピックアップの上リサーチしてくれました。夜の帳が下りる頃の、雰囲気ある入り口。

小布施 寄り付き料理 蔵部のコンセプト。※公式サイトより。

江戸時代から酒蔵で働く蔵人たちが寄り合い、冬の期間に寝泊まりをしながら酒を造り、休息し、食事をする「寄り付き場」であったことから「寄り付き料理 蔵部」は生まれました。
 地場で採れる食材を使用し、素材のもつ旨みを活かしたシンプルな料理は、昔からこの場所で暮らし、働き、生きる人たちと共に発展し、「寄り付き料理」としてこの町を訪れる多くの方々にも愛されるようになったのです。
 「小布施 寄り付き料理 蔵部」では、自然豊かな信州で育まれた岩魚(イワナ)や山女魚(ヤマメ)などの川魚をはじめ、信州の肉、地元農家の新鮮野菜、きのこや豆など、食の宝庫でもある信州の旨みをご提供させていただきます。
 板場の中にある大きな竃(かまど)を使った信州産岩魚の炊き込みご飯や、銅釜で炊く白米と合わせて、また、桝一の酒を筆頭に信州の銘酒やワインとともに、皆さまに楽しんでいただける場所でありたいと願っています。

メニューは“昼の部”と“夜の部”に分かれています。伺ったのは“夜の部”。

     

 

     

 

■ ビール エーデルピルス<樽生>

末妹とわたしは「とりビー」、母とすぐ下の妹はこちらだったかな?■ 果実酒 とろとろの梅酒。おチビちゃんは、■ ソフトドリンク 信州産りんごジュース(北信濃産りんご100%)

 

信州採れたて葉野菜のサラダ

オリジナル玉ねぎドレッシングでどうぞ

たくさんの種類が使われた、カラフルなサラダ。女子受けしそう!玉ねぎドレッシングがとても好みの味、商品化されていないかなー

 

旬野菜の天ぷら盛り合わせ

この季節にしか味わえない信州産の野菜を天ぷらに。お塩でどうぞ

 

野沢菜の天ぷら

長野県野沢地方から広まった郷土料理。佐久産の野沢菜を使っています

天ぷらは二品。おチビちゃんも食べられるように“旬野菜の天ぷら盛り合わせ”と、“野沢菜の天ぷら”。野沢菜の天ぷらは、わたしのリクエスト。衣さっくり、もちろん揚げ立てで火傷しそうなくらい熱々。最高ね。

 

■ ウィスキー グレンリベット12年

だったかな…。量が増えてしまうとお腹いっぱいになりやすいので、ストレートで。チェイサーのお水は、観賞用。

 

信州牛香味醤油焼き

リンゴで育った良質な霜降りの信州牛を、長野伝統野菜牡丹こしょうで漬け込んだ特製香味醤油で焼き上げました

やわらかくて美味しいお肉だったみたい。

 

銅釜炊きの白米と味噌汁

店内に入りすぐに見えた、オープンキッチンに据えられた大きな竈がとても印象的。薪をくべて、銅釜でご飯が炊かれるそうです。落ち着いた照明の中でも分かる、ピカピカ立ったごはん。育ち盛りのおチビちゃん、満面の笑みで美味しそうに食べていましたっけ。

香の物は、長芋と信州野沢菜のお漬物。こういうしょっぱめの小皿は、とても佳いアテ。

 

揚げ出し豆腐

長野原産豆を100%使った豆腐を揚げ出しにしました

〆は揚物。しっかりしたお豆腐に、やや甘めでとろりとした出汁。揚げ出し豆腐は滅多に食べないけれど、美味しいものですね。

 

素材の良さを活かした、シンプルなお料理多めのオーダー。自宅で家庭料理の位置づけで、こういうものが出てきたら、確実に嬉しくなるラインナップ。
コースやセットを頼んで一軒目で使うのもアリ、少しずつ食べたり、程よく呑んだりしたい二軒目で使うのもヨシ。

お会計時、お料理がリーズナブルでびっくりしたのを記しておきます。

ご馳走さまでした。

 

 

 

小布施 寄り付き料理 蔵部郷土料理(その他) / 小布施駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5