陽明学とキリスト教の教義は、たいへんよく似ていると言われいますね。

すなわち、愛と敬。



藤樹先生のお祖父さんは、武士として米子班や大洲藩に仕えた。どうやら、お祖父さんは、キリシタンであった、もしくはその影響を多大に受けた人であったらしいのです。

キリスト教の神は、藤樹先生がいう上帝と同じ思想ですね。神や天という言葉が藤樹先生の著書に頻繁に出てきます。

西郷隆盛もまた陽明学の影響を受けた幕末の志士ですが、有名な「敬天愛人」という言葉を残していますしね。


高杉晋作が、長崎で「聖書」を読んだとき、「これは、松陰先生から学んだことがらと一緒だ」と叫んだと言われています。


キリスト教と陽明学。これをもっともっと深めていくべきと思っている昨今です。