IQよりもEQ(心の知能指数)


自分の生きざまを見たときつくづくそう思いますね。


今年の初め、京都の病院でIQの測定をしましたが、比較的高い数値がで自分自身びっくりしました。こんなにIQがあったのかと。

しかし、1990年代にEQ(心の知能指数)を著した米国の心理学者ダニエルゴールドマンは、IQがどれほど高くとも人生の成功にはおぼつかない。

成功のカギはEQなのだと論破しています。

自己認識、感情や情動のコントロールに次いで大事なのは「動機づけ・楽観・志」

志を大きく持つこと、動機づけ、つまりモチベーションを高めること、さらに、苦難や試練に対して楽観であること。

これは、幼い頃の教育が極めて大事だとゴールドマンは指摘していますが、生きる過程で取り巻く環境や人との出会いによって大きく成長していく能力でもあるのですね。

繰り返しますが、知能指数と心の知能指数を同時に高めていく必要があります。

EQは、さらに他者の心を読む能力、というか、本で例えると行間を読む力が必要ですね。これはマインドサイトと言われるもので、なかなか簡単なものではない極めて特殊な能力でしょうね。

そして、円滑な人間関係。ラポールを築きあげることに長けた人格が大事だと。つまりは味方にならなくとも敵をつくらない。

とてもよく理解できますが、いざとなるとEQを高めるのは決してやさしいことではありません。

だからこそ、しっかり認識しながら高めていく必要があるのですね。