今週6日~8日の3日間、中央労働災害防止協会大阪支部で、「心理相談員」の講座があり参加します。中災防は、労働者のメンタルヘルス対策に力を入れており、心理カウンセラーを育成するための方法のひとつとしてこの制度を設けています。


3日間受講すれば、「心理相談員」として中災防の認定を受けることができるけれど、はっきり言って、そんなものはどうでもよいのです


心理カウンセラーが国家が認める制度になっておらず、民間資格でもっとも評価が高いといわれる「臨床心理士」は、それなりのステータスはあるものの、医師の配下から抜け出すことができていない。


カウンセラーは、やはり弁護士や医師のように国家が認める資格にすべきですね。でないと、あまりにもわけのわからない民間資格が横行し、カウンセラーという社会的にたいへん厳格で多くの人に必要とされる職業の価値を低下させています。


本当に由々しきことです。


営利・非営利団体を作り、能力のない教師を配置し、外部からの客観的な評価も受けず、資格ビジネスを推し進めているのが今のこの業界の現状です。これでは社会からの信頼を得ることができません。


あらゆる分野でカウンセリングはたいへん大切な要素であるだけに、現状を打破していかねばなりませんね。