福島で起きた放射能汚染問題を解決するために、もう2年以上前より土壌からセシウムを剥離し、土壌全体の容積を減らし、除染をスムーズに進めるための研究を続けています。


去年から今年にかけて、大学の研究機関と共に実証実験を行ってきましたが、今月その結果が出てきて、かなり高い除去率を得られましたね。


地震による原子力発電所の事故から3年たった今、放射能のメカニズムがほぼ解明され、土壌の減容化に資する除染工法がかなり絞られてきました。


しかし、どれもこれも“帯に長したすきに短し”が否めません。


私のところでも実用化に向けた取り組みはまさにこれからです。実際に使われなければ絵に描いた餅でまったく意味がありませんからね。


研究のための研究であってはダメですね。社会や市場から評価されなければなりません。


このブログでまだ詳細に紹介することはできませんが、今月大学との追加実験を契約を締結し、圧倒的な技術の確立と特許の出願、そしてシステムの販売戦略が必要です。


キーワードは、以下のようにたくさん。

土壌汚染減容化、加熱、粘土構造破壊、添加剤の種類と量と価格、セシウム化合物、揮発、冷却、吸着、リサイクル土、低コスト、安全性、実用化 です。

東北の復興と、福島の人たち、特に原発周辺に住んでいた人たちが一日も早く故郷に帰れるように。