21世紀、日本の国家リスクのひとつとして「東アジアリスク」或いは「朝鮮半島リスク」が存在することに誰も異論はないでしょう。


私は、これらリスクを分析・解析するためには、東アジアの国々、つまり、中国、韓国、北朝鮮、そして日本の「近現代史の真実」を知ることが極めて重要であると思っているのです。


つまり、教科書などで取り上げられ、メディアなどで報じられている一般的な「近現代史の事実」でなく、「確かな真実」を知ることなのです。

私は、もちろん歴史学者ではありませんから、深く勉強してきたわけでもなく、知らないことも数多くあります。


しかし、私自身の経験や祖父母や両親、或いは身近な人々から聞いた出来事、また、多くの研究者が研究し精査した事柄などから、出来うる限り、「近現代史の確かな真実」を知ろうとしてきたのです。


例えば、

“今から99年前の1910年、何故日本は朝鮮半島を統治したのか?”

「統治した」或いは「統治された」という結果という事実があるならば、必ず、そこには原因となった様々な事実があり、現在に生きる私たちはそれをよく知っています。

「李氏朝鮮の朱子学を根本とした頑迷な政治体制によって、経済や軍事などの近代化が遅れ、日本の統治化を免れることが出来なかった。」


では、“何故日本は明治維新を成功させることができたのに、朝鮮は出来なかったのか?”

「朝鮮は、地政学的な条件に恵まれない半島国家であるため、古代より大陸の強大な国々からの酷い侵略を受けてきた歴史の連続であったため、体内に事大(大におもねる)主義の血が流れ、現在まで生き延びてきた。従って、時代の流れに即して、自ら変革することができない民族的体質を持っていた。」


「日本は、島国であり、古代から今日に至るまで独自の文明、文化を保持してきた。外国の侵略といえば唯一鎌倉時代に“元寇”があった程度である。日本は、海外から政治制度、思想、宗教、技術などを取り入れ日本風にアレンジして定着させることができた。つまり、適応能力が優れているのである。」


「日本の近代化は、欧米列強のアジア進出に危機感を抱いた日本人によってなされたものだ。当時は、帝国主義時代である。食うか食われるかだ。日本は、清国やロシアなどの強国と朝鮮半島の奪い合いで対峙し、両国と戦争し勝った。その結果朝鮮半島は、日本の植民地となった。当然の帰結である。当時朝鮮は何らなすすべがなかった。」


これが、朝鮮半島の統治という事実の中に隠されている「確かな真実」のほんのさわりなのです。


これからも“「近現代史の真実」”を突き詰めていきますので、長くお付き合いください。


「愚者は経験から学ぶが、賢者は歴史から学ぶ」と言われますね。
歴史の真実を掴み取り、未来に生かしていくことが大事だと思います。
これは、経営も全く同じことですね。
これからの時代は、ますます先見力と創造力、そして決断力が問われてきます。
その能力を磨き上げるために、私は経済社会の歴史の真実を知り学んでいきたいと思うのです。


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