「井戸十誓」1「茶の湯の歴史242」茶の歴史242 | Souki一観一楽有難うの茶の湯ブログ

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教えることが天性と思い、茶の湯関係(点前、茶の湯教科、お茶事、茶の湯の陶磁器、茶杓の実技)を54年間、NHK文化センター大阪、神戸、名古屋などで1999年から延べ4万5千人の方々に茶の湯の極意をお伝えして、2022年4月からオンラインZOOMライブ入門講座を開講中。一茶一楽

それでは、少し詳しく「井戸十誓」についてお話していきましょう。

 

一の井戸形(いどなり)とは、正に重要な形、フォルムですね。これも総て同じというわけではありません。いくつかはパターン化されますが、異形が多少残ります。

 

その井戸形の第一の特徴は大きいことですね!

高さが大体9センチ前後、口径が15センチ前後、それで高台の口径が5.5センチ前後となっていますから、如何に大きいことか。

形は椀形よりやや口が端反り、高台が高いことですね。椀形・端反りのラインや高台のフォルムの違いによって、いくつかのパターンに分けられます。

 

二の枇杷色(びわいろ)、これは当時流行った「醤手(ひしおで)」に似た色ですね。



お付き合い下さり、ご講読ありがとうございました。

ではまた。

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