車山(霧ヶ峰)はこのエリアの風の通り道になっています。
西にある諏訪湖方面から吹いて来た風が
傾斜に沿って登ってくる際に霧が出来るので
霧ヶ峰。


この日はそんなに強風ではありませんでしたが
風はありました。

山頂の標高は1925m。

登山口の車山肩との標高差はさほどではありませんが、
車山肩の駐車場で車の温度計ではマイナス9℃。

大まかの見積もってもマイナス10℃は確実でしょう。
そこに微風とは言え風に乗って雪片が吹きつけて来ます。




ザックを下ろしてみると、サラサラの雪が霜の様に着いていました。

手で擦るとまるでグラニュー糖の様にパラパラと簡単に落ちます。


これが服やカメラにも着いています。





すっかり日が昇りました。


ここの所このブログで再三、太陽の力は偉大だと言っていますが、

流石にこの気温だともう少し時間が必要そうです。


冬の撮影様に手袋を用意しています。

気温に合わせて厚さが違う2枚の手袋を

使い分けたり重ねてみたりして温度調整しています。


ですが、その2枚重ねでは気温0℃くらいが限度。

この時のマイナス10℃は流石に効きません。


凍傷になるんじゃないか、くらい寒かった。


一応この日の為に、電熱線入りの手袋を買って持って行ったのですが、

前述の2枚の上に付けようとしたら

手が入りませんでした。


正確に言うと、手は入るが指が通らない。

ので、カメラを扱うのに不都合。

だったので、前述の2枚重ねで撮っていたのですが

もう無理。


と思って、試しにその電熱線手袋のみにしてみたら

これ1枚でいけました。


スキーの手袋の様なゴツさなので

細かい作業は出来ませんが、

写真を撮るだけなら問題なく使えました。


以降、下山までこの体制で。




手の寒さの問題を乗り越えてしまえばコッチのモンです。


足元の小さな枝にも目を向ける余裕が出来ました。





朝日と富士山と雪に埋もれる枯れ笹。





下界の丘陵を見下ろす笹。





気象観測ドームも夜中と朝では違って見える?



ここで名残惜しいですが、下山へ。



車山には樹林帯は無く、生えている木も少ない。

そして山頂周辺には人の背丈ほども無い高さの木しかありません。


それでも吹き付ける風に乗った雪片が着氷しています。




朝日の眩しい光に富士山までも白い姿になっています。





雪原の凹凸にできた影と遠く富士山。






小さな山(岩)と(遠くの)大きな山。





これは落葉松では無さそうですね。

ハイマツ?




こっちは落葉松でしょう。

真っ白な枝が青い空に映えます。





登山道を降りつつ、時折振り返ったり、

頂上方面を仰ぎ見たり。




太陽の眩しさに影も濃くなりますが、

雪の上の影って青いんですよね。




手袋問題も解決して、快適?に下山しています。


写真にはなかなか写らないんですが、

雪の上のあちこちに(雪)氷の粒がキラキラと輝いています。


冬は寒いけど、こう言うのを見ると、

また行きたくなります。

そして家に帰ると、寒いから行きたく無くなる。


そして帰って来て数日。

現像作業も終わりこうしてブログを書いている今も足が疲労で痛い。


そんな幾つもの苦労も、自分なりに納得がいく写真が撮れると報われます。

そして、次はどこに行こうかと考えます。


今回のシリーズはまだまだ続きます。