東日本では開けそうで開けない梅雨の7月初旬。

この時期のお目当てはニッコウキスゲ。

今年の予定は3ヶ所に行きたいと思っています。

開花状況や天気予報を調べた結果、
ひとまず1ヶ所目に行く事に。


場所は群馬県の野反湖。
草津温泉の東に位置するダム湖。

ダム湖ではありますが、ダムの存在感は薄く、
自然湖と言ってもいいくらいの大自然です。


到着はいつもより遅めの夜明け前30分。
天気予報では概ね曇り。
朝の短い時間だけ、少し青空見える可能性がある程度。



ハイ。全天曇り空。

とは言え、雲が薄い所は朝の気配も感じられます。





曇りなのは覚悟していたので想定内。

早速撮影に。


標高が高いので(1500m超)、雲の位置も低いです。

地面に近い所では、霧と言いますね。

まあ、視点による違いです。





青空でクッキリハッキリも良いですが、

雲(霧)がかかる湖をバックに撮ってみます。



ちなみに↑は朝靄っぽくする為に、紫色を強調しています。





どこから朝なのか分かりませんが、

ニッコウキスゲは1日花なので、

朝咲いて夕方萎みます。


この時点でまだギリ日の出前(実際に日が差すのはもっと後)

ですが、花が開いているものもあります。

開花直前のものの方が圧倒的に多いですが。





咲いている花を選んで撮っていきます。






実際に対岸(南端から撮っているので北端)は

霧がかかっていてボヤけています。






毎年来ていますが、天気は別として

開花状況は最高のタイミングでした。


これで晴れて青空が出てくれれば、、。





これは樹木だけなので、あえて緑を濃くしてみました。

加えて朝なので、暗めに。





手前の斜面のにも群生していますが、

湖手前の斜面、写真中央右手辺りにも群生しています。






紫色のハクサンフウロも。






場所は変わって。

展望台(駐車場前では無く)から降りていく階段。

湖の周遊道の一部です。





僅かに階段の傾斜を入れつつ、

早朝の曇りの湖を。




ここ、野反湖は、

私がよく行く場所(ホームグラウンド?)の中で

一番好きな所です。


山奥なので行くのは大変ですが、

車で行けますし、

南端の富士見台から見下ろす湖と周囲の山々の景色は

圧倒される程美しいと思っています。


もちろん、日本や世界にはもっと美しい景色もあるでしょう。

ですが、私にとっては行ける(見れる)場所が

「私の世界」なのです。


色々探して撮り回っていますが、

やはり限界があります。


今後も手の届く範囲で美しい自然を堪能していきたいと思います。