梅雨入り宣言に怯えていた今日この頃。

ギリギリのタイミングで快晴の予報が出た。

今まで散々お預けを食らっていたので、
ここぞとばかりに撮影に出かけました。

行き先は山梨県。

予定としては
1.韮崎市の甘利山山頂付近で星景とつつじ。
2.中野の棚田で田んぼと富士山。
3.忍野村で田園風景と富士山。
4.山中湖のパノラマ台で山中湖と富士山。

1日がかりの梯子撮影です。




山梨県なので、どうしても富士山が目に入ってきます。



甘利山の登山口はいくつかありますが、

標高1600m上の場所に駐車場があり、

大体の人がそこに止めます。


ここからだと標高差100m程の軽登山で済みます。

しかも甲府盆地の夜景や富士山とつつじが拝める

展望台は山頂まで行かず、5分くらいで行けます。


ですが、今回の私の目的はつつじと星景。

山頂まで行って撮ります。


駐車場への到着は午前1時。

カメラ、レンズ、三脚、LEDライト、iPadなど

夜景撮影用一式を持って登山です。




山頂付近のつつじはまだ咲き始めで、

咲いている花を探して撮りました。


星景なので長時間露光ですが、

LEDライトでは明る過ぎだったので、

LEDランタン(足元照明様に持っています)の灯りを

調整したり、登山時の照明用のLEDライトを1秒くらい付けたりと、

工夫をして撮り、それをiPadで確認しながら撮りました。





甲府盆地方面カメラを向けると天の川は入りません。

その代わり、右の方に雲間にうっすら富士山の姿が。





なんだかんだ撮り続けていると、

空がうっすら明るくなってきました。


撮影を始めた(山頂まで登って)のが午前1時半くらいで、

午前3時半くらいには星の姿は消え始めました。

この日の日の出は午前4時半くらいなので、

日の出前1時間くらいには星景は終わります。





その後一回駐車場に戻り、三脚等星景装備を下ろして

再度山頂へ。



駐車場からの日の出。

アンダー気味に現像していますが、

実際はもっと明るいです。






山頂へ向かう途中の階段。


頭上はピーカンですが、南の富士山付近の雲だけ残っています。





つつじ。





一本だけの孤高の落葉松と足元のつつじ。





熊除けの鐘。



夜中につつじの開花状況は見ていますが、

明るい状態でもう一度確認、撮影したかったので

再登頂しました。


同日に2度登山したのは今回が初めて。


標高差100m、所要時間30分なので

できる山です。