カメラとケーブルレリーズの接合部はメーカーによって異なりますが、
私が使っているPENTAXはイヤホンのジャックの様な形状をしています。
ですが、よくよく測ってみたら、
イヤホンジャックが3.5 mmφ(ステレオ)なのに対して
カメラの方は2.5mmφ。
太さが違うので刺さりません。

そのままだと刺さらないので、
Amazonで変換ケーブルを購入。
五本で700円ほど。
断線した銅線は使っていない箪笥の肥やしの
イヤホンのケーブルをぶった切って流用。
上から
タイマー機能付きのレリーズ(既に銅線を取り外してある状態)
PENTAXの純正レリーズ(既に3.5mmφのケーブルに交換済み)
ハードオフの青箱で見つけた他社用のケーブルレリーズ。
↑ 中身を横から見た写真と、構造を図にしたものです。
板バネが3枚見えます。
理屈は以下。
ケーブルレリーズのシャッターボタンを押すと
まず1の板バネが押されます。
そして2の板バネと接触したタイミングで
シャッター半押しの状態になります。
さらに押し込んで3の板バネまで接触すると
シャッターが切れる。
と言う、仕組みになっています。
他社製のも同じ構造で、
コネクタ部分だけ違うんだろうなと思って、
銅線部分を交換してやれば使えるだろうと思い、
予備として買ってきました。
青箱のジャンク品なので110円でした。
ちなみに、ケーブルの中身。
基本は白、赤、黒の3色。
たまたま今回使ったケーブルは赤ではなく緑。
さらに黒ではなく、白と緑(赤)を包む様な(被覆)タイプでした。
黒はこの被覆銅線と繋ぎました。
↑の写真の左の紙状の物は、
全体を包む被覆の絶縁用紙?です。
私はハンダゴテを使うのが下手なので、
接合は各色同士を手で捩って繋いで、
絶縁テープ貼って、さらに全体を絶縁テープで巻いただけ。
かなりアナログで簡素な修理ですが、
これで壊れていた3本中の2本が使える様になりました。
そして今後また壊れたら、安く直せる目処がついたので
しばらくはこれで凌そうです。
来週にはどこかへ撮影に行きたいなあ、と思っています。
次回こそは撮影記!




