渓谷の数ヶ所に名所的なあった


増富ラジウムラインの雪景 その2 です。


増富ラジウムラインの渓谷には数ヶ所、
名前が付けられたいる場所があります。

特徴的な岩だったり、大木だったり。

まあ、よくある名所的な感じです。



とは言え、だからなんだ、と言われればそれまでなんですが。

そう言う所に近い場所に車を置けるスペースがあったりして、

流れの側まで行けそうな茂みだったり、

撮りやすいんです。




そんな場所を使って、車移動&撮り歩きをします。

渓流自体はそんなに蛇行はしていないし、

木々や茂みも深くはありません。


なので、撮りやすいんですが、

あまり大きな変化が無く、

どこで撮っても同じ感じになりがちです。





あと、山中の渓流なので、日当たりが良くありません。

ずっと影の中と言った感じなので、

メリハリが付けにくく、難しいです。


さらに、豪雪地帯ではないので、全体的に雪は少なく、

冬で葉を落とした木々や、茶色の土色が多く

見栄えがしません。



という事で、どうしても流れの中の氷や、

岩の上に残った雪などに目が行きがちになり、

変わり映えが少ない写真になりがちです。





個人的な考えですが、

その場所でしか撮れない、

その場所の写真、

が撮りたい。


どこだか分からない、

どこででも撮れそうな、

特徴が無い写真は撮りたくない。


そう思っています。


なので、なるべく望遠レンズなどで抽象的に切り取った写真は

少なめにしようとしています。


時々混ぜる、程度がいいかな、と思っています。



でも、正直言って、望遠レンズで切り取った方が楽なんですよ。

切り取り方で個性が出し易いんです。


ですが、それに頼ると、そればっかりになってしまいがちになって、

作品に偏りが出てしまうんです。


まあ、逆に広角レンズで撮ると、

誰がとっても同じ「絵はがき」写真っぽくなりがち。

と言う事もあります。



なので、どちらか一方に偏らず、

「どちらも」撮るように心がけているつもりです。

「レンズ交換を億劫がらない」

と自分に言い聞かせています。




これは福禄寿さま?

他にも毘沙門の木とか、

大黒岩とか、七福神にちなんだ場所や

クジラ岩とか、何かに見える的な「よくある奴」も。






ちょっと日が差したので。

岩と雪と木の影、と言うテーマで。






落ち葉と積雪と渓流。

そこに木の影。




これで今回の撮影はお終い。です。




自己評価ですが、あまり芳しくは無いですね。


上で書いたような、その場所の特徴や季節感、

切り取りと広がりのバリエーション。

など、思うような感じには撮れませんでした。


また、究極的には「空気感」を表現したい。

と思っていますが、それもイマイチ、かな。


まあ、何とかの横好き、くらいで

あまり思い詰めないように。


「撮る」事が楽しいので、そこは充分楽しめましたけどね。


さて、次はどこへ行こうかな。