今回はわたらせ渓谷に紅葉を撮りに行って来ました。




わたらせ渓谷は栃木県の足尾付近から群馬県桐生市の

赤城山の東麓辺りまで流れる渡良瀬川の渓谷。


いつも日光方面に行く為に通っているのですが、

なかなかいい景色なので、いつか撮る為に行ってみたいな、

と思っていました。


事前にGoogleマップで良さそうな場所をピックアップして、

鉄道と歩きを組み合わせて予定を組みました。

最南の水沼駅から最北は原向駅まで、を予定したが、

予定通りに行くかはやってみないと分かりません。

そんなざっくりした皮算用。


わたらせ渓谷を走るわたらせ渓谷鐵道は

観光を意識してトロッコ列車を走らせたり、

普通電車もデザインが渓谷美に合いそうなデザインにしている。


なので、渓谷の紅葉と鉄道の組み合わせも考えていました。

言わゆる撮り鉄、とまでは言わないまでも、

鉄道風景くらいな感じで撮りたい。




最初は草木湖のみかげ原園地。

朝、日の出の方向的に良くありませんでした。

数枚だけ撮って、午後の帰り前に再来する事にして

鉄道&歩きを始める為に水沼駅へ。





水沼駅の裏手の公園の駐車場に車を停めて駅へ。




わたらせ渓谷鐵道は基本的は単線。

上りと下りの電車の交換をする為に

所々の駅だけ複線になっている。

水沼駅はそう言う駅。


駅の付帯施設に温泉も有り(今は改修中)、

駅前に町もあって大きめの駅だ。


ただし、無人駅で出入り自由だし、

切符の販売も無い。

切符は電車に乗った際に乗車整理券を取って、

降車時に値段表を見て払う。

バス方式。

ただし、切符販売の駅では切符を買って、

降りる時に乗務員に渡す。




こう言うローカル線に乗った事が無かったので

乗る前は不安だったが、バスの乗り方は知っている。

予測はしていたので、すんなり対応できた。



水沼駅の駅前に桜が咲いていた。

???と思ったが寒桜なのだろう。







わたらせ渓谷は川と渓谷の幅が広い。

両脇の山々の斜面はさほど高くも無いが、

丁度いい色づき具合の紅葉だった。





電車の本数は1時間に1本程度。

あらかじめ時刻表をDLして調べておいたので、

乗りたい時刻に駅へ。





普通列車、1両。このデザインが普通らしい。

水沼駅の次の駅、花輪駅で降車。

わずか1駅だがこの区間が長く歩けなさそうだったので。






去り行く電車を見送りつつ数枚撮る。





駅前に出る。

駅舎は新しく綺麗だが、レトロ調でいい感じ。

こう言う所が、観光路線を意識している現れなのだろう。






花輪駅前も町があり、歩いて町を抜けたあたりの踏切の先に

谷間を走る部分を撮れる場所があった。

紅葉の木や光の入り具合などが良かったので、

すぐ脇の車道のガードレールの外から撮影。




その後、すぐに橋を渡って対岸へ。

ここからは鉄道や川から離れる。




その橋の上から。





川からも離れて東斜面の道を歩くが、

綺麗な車道なので歩きやすい。



歩く為のトレッキングブーツも履いてるし、

この週は歩いておきたかったので。

2万歩前後だろうと予測。


登山や山道では無いので、多少の傾斜はあるが行けるだろう。