11月になって一発目。
ようやく紅葉の撮影に入った。
まず行ったのは群馬県。
4カ所を1日かけて回った。
県西の水場が中心。
1.バラギ湖
2.吾妻峡
3.妙義湖
4.碓氷湖
まずは嬬恋村のバラギ湖。
四阿山(あずまやさん)の東側、
嬬恋スキー場の下辺りに広がる高原の畑の中にある小さな湖。
南西には茨木山が有り、茨木高原として
スポーツフィールドやキャンプ場もあり、
湖はフィッシングエリアとして
総合アウトドアエリアとなっている。
到着はいつもの深夜。
満天の星空。
山腹の光は、たぶんスキー場直下のペンション辺りの灯りだろう。
夜明けも迫る午前5時前。
まだ星の姿が残っていたので、急いでセッティングして撮影。
気温はほぼ0℃。
予想していたので、冬用のフリースを持って行ったので我慢できる寒さ。
何枚か撮っていると、夜明けが近づいて来て、
星はひとつ、またひとつと姿を消して行く。
そして辺りは白んでいき、湖には蒸気霧(気嵐)が。
四阿山?
蒸気霧(気嵐)は水温と気温の差で出る。
よく冷えた朝、日が上がってきて気温が上がり始めると
温まりにくい水温との差で出やすくなる。
四阿山の方には早くも朝日が差し始めた。
この時間帯辺りが一番霧が濃かった。
湖を一周する道が有り、所々に釣りのタイプ別エリアの案内看板が有った。
こんな寒い秋の朝から釣りをしている人はいない。
高原の秋の寒い朝、ただ一人。
カメラを持って静寂を楽しんだ。
個人的に今年は本当に霧率が高い。
東の方。木の向こうに朝日の気配。
西側の山はもうとっくに朝になっていた。
日の出!
湖面の霧が眩しい。
この日の幕開けに相応しい堂々とした太陽だ。
こバラギ湖は昔から知っていたのだが、
撮影対象としてみた事が無かった。
人工湖?らしく、釣り用の湖の印象が強く
ボートや桟橋も有り、自然風景的に向かないと思っていた。
最近になって、人工物も景色に合うなら良し、
と思うようになってきたので、
昨年末に行ってみたら存外印象が良かったので
今回、撮影対象にした。










