西沢渓谷から直ぐの雁坂トンネルを通れば早いのだが、
まだ午後早めだったので、丹波山から奥多摩湖経由の
いつもの道で帰ることにしました。
その途中の柳沢峠で運が良ければ、
富士山も撮れるかもしれない。
そんな皮算用でルートを選択。
谷間を九十九折りに上がって行く柳沢峠への道。
途中、大菩薩嶺の登山口に行く道があるので
大菩薩ラインという名前がついている。
また、国道20号/甲州街道の裏ルートとして
裏甲州街道と呼ばれる事もある。
富士山はほぼ真南。
夕陽は右手に傾いて行く。
道は道幅が広くしっかりと作られた道。
その道の脇を撮り歩いてみた。
ススキが少しだけ有ったので、
陰になっていた右手の斜面の暗部を使ってみた。
一方、染まった茂みも有ったので
富士山を脇役にしてみる。
望遠レンズで富士山をアップで。
富士山以外でも撮れそうなテーマを考えてみる。
翳り始めた斜面をあえて暗めに。
この辺りの斜面は落葉松が多い。
東向きの斜面の後ろの空はまだ青い。
西沢渓谷からただ帰るなら、
雁坂トンネルを通った方が断然近いし、
早く帰れる。
でも、西沢渓谷で撮影を終えたのが
お昼過ぎだったので、中途半端だった。
近いと言っても3時間以上かかる。
柳沢峠経由でも4時間ちょっと。
その差を急ぐ用件があった訳でも無いし、
雁坂トンネルは有料道路。
柳沢峠を通る距離差でかかるガソリン代を
考えてもこっちの方が安い。
そして何よりも、富士山の夕景が撮れるかもしれなかったので
寄ってみた。
雲の形は運次第。
それなりに撮れたので、結果オーライでした。









