橋とコスモス




朝日が眩しい中、撮り歩いて時間が経つと、
当然太陽も高さを増してくる。

そうすると朝の黄色味がかった空が青さを増してくる。

この日は午前中は快晴の予報。
少し雲が出ていたが、十分「快晴」と言っていいだろう。

秋らしい青空である。




コスモスは南北に流れる川に平行に、

文字通り川の字に畝が作られて植えられている。


途中、横断できる小径もあるが、

概ね長い列である。

その列ごとに植えられている品種を変えているらしい。


まあ、多種混合のエリアが多いのですが。







よく見てみると、同じ茎から出ている花は同じ色をしている。

それでこの色の混ざり具合なのだから、

違う品種を混合しているのか、

紫陽花みたいに土壌に影響されているのか。


それは私には分かりません。


ただ、黄色と白は品種が違うっぽい。





主題の花の形が美しく、周りが開けていて、

主題と周囲がハッキリ別れている状況を探すのは

結構大変なんですよ。







前ボケの使い方って難しいです。








The 吹上。


秩父の山並みと水道管橋を背景にコスモス。

自然風景を撮っていると、人工物に忌避感を覚えますが、

その場所に似合った物や雰囲気がある物は入れます。


この水道管橋は吹上のシンボル的な人工物ですので、入れてみました。







あのオレンジ色はキバナコスモスです。








こちらはイエローキャンバス。

市のHPに書いてありました。








比較的、無秩序感の無い構成を考えてみる。







背景にさりげなく小橋は入れてみました。

水路に水は流れていませんが、

木製の小さな橋ですし、

雰囲気的には有ってもいいかな、と。






撮影終了間際には、雲の団体様がお近づきに。








水道管橋が赤と白なので、色彩的には合う、のかな。








これは失敗作。

花の向きも悪いし、周りの風景も無い。

何を撮りたかったのか分からない一枚。


正直言って、こんなんバッカですよ。


デジタル時代になって、数千枚単位(SDカードの容量的に)、

撮れるので、迷ったら撮る。


フィルム時代には到底出来るわけもなかった撮り方です。


当然、一枚一枚、丁寧に撮るのは心がけていますが、

後から「あれも撮っておけばよかった」

と思わぬ様に、迷ったら撮る。

構図に迷ったら、両方撮る。

露出に、、以下同文。


とにかく撮って、後で良かった物だけ使う。

そんな撮り方になりました。


ただ、意味のない連写はしません。

風景写真でも霧が流れるシーンなど、

連写しないといけない時もあります。






今はとにかく歩いて、少しでも違う風景を見つける事。

を第一に心がけています。


今のモットウは

「風景写真は機動力」

です。










今年はとにかく天気が安定しない。

行きたい時に行けない。事が多いです。


それでも、そろそろ紅葉の季節に突入します。

天気予報とよく相談して、

出来るだけ行きたいと思っています。


これは義務感では無く、純粋な欲求として。

楽しみたいです。