車のトラブルを解決した後、精進湖から河口湖町を抜けて山中湖へ。

ここで少し渋滞に巻き込まれた。
夕方5時からの帰宅渋滞。

この日の日没時刻は午後6時後半。
目的地の山中湖展望台は少し高い所にあるので
時刻通りでも十分間に合うはず。

到着したのはズバリ日没前10分前くらい。

パノラマ台という場所があるが、ここはすっかり有名になってしまって、
路駐車すら居る満車状態。

私の目的地はそこより上。
整備された場所ではなく、山肌の空き地。

そこも最近では知られて来ているらしく、
先客が数台いた。

一旦少し離れた所に車を止めて、歩いて展望地へ。



展望地より上からは山中湖は見えなかった。






降りていくにつれて湖面が見えてくる。







この頃の陽が沈む方角は南アルプス辺りだろうか。

望遠レンズで見ると手前に少し低い山、奥に高い山。

その間に雲が沸いているのが見えた。






展望地からは何も邪魔するものも無く、
山中湖と富士山が見渡せる。


ここで、日没。
すると止まっていた車が少しずつ帰っていく。

空きが出来たので、一旦車を取ってくる為に戻る。

そして車で戻って来て、展望地に三脚を立てて本格始動。




私のメインの被写体は黄昏の空。

大体の人は夕日が目的だから、

陽が沈むと帰ってしまう。


なので、この時間になると人数が少なくなって都合がいい。





お得意の(?)フィッシュアイで。







山中湖の対岸と南アルプス方面の山々。


黄昏の時間までは少しあるので、

暇つぶしに夕間暮れの景色などを撮る。






この日は夜中から朝、夕方と、富士山の山頂部を撮ってみたが、

撮影する時間、方角などの違いはあれど、

やっぱり富士山の山体の美しさは素晴らしいですね。





今まで撮った写真の中で5本の指に入る写真と同じ場所から、

同じシチュエーションで撮ってみた。






ただし、季節が違う。

ベストショットは冬でしたが、今回は初夏といってもいい季節。


1番の違いは日没時間ですが、それは写真には関係ありません。


問題なのは湿度。


冬は湿度が低く、夏は湿度が高い。


湿度とは空気中の水分の量。

水分は光を拡散させて、白っぽくなる原因になる。

つまり、青の透明度が落ちる原因。


だから湿度が低い冬の方が、空の青が美しくなる。

+夕焼けの赤から青へのグラデーション。



上の2つの写真。

雲の出方は天気次第なので別ですが、

それよりも空の青、とグラデーション。


現像時に調整していますので、それなりになっていますが、

やはり冬の方(下)がいい。


あと、右下の光の帯。

これは車のライトを長時間露光しているので帯状になっている。

問題は光芒。


冬の方がハッキリと出ていて美しい。

光芒の出方はレンズの絞りに左右させるが、

上下とも同じレンズで似た様な絞り値。


ここの違いと季節(湿度)との関係性は分かりません。


今回、ここで撮ろうとしたのは、

こういう「違い」がどの程度あるのか、知りたかったから。


季節(湿度)が大きく関係しているのなら、

やはり冬に撮った方がいい。





という事で、いろいろあった長い一日は、

この後の長〜い帰り道を経て終わりとなりました。








写真HP : OHLOONのふらふら風景展示館



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